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#書籍抜粋の記事一覧

戦後ドイツはナチス時代を反省したのか? 政府が「多くの党員を免責した」理由

荒巻豊志(東進ハイスクール講師)

戦後ドイツはナチス時代を反省したのか? 政府が「多くの党員を免責した」理由

荒巻豊志(東進ハイスクール講師)

第二次世界大戦後のドイツは、ホロコーストへの反省を強調する一方で、戦争犯罪の全体像を曖昧にし、多くのドイツ人を免責してきた。植民地としていた国々に対する補償も、選択的かつ限定的であったという。東進ハイスクール...

民主党が勝つのは「共和党がコケた時だけ」 南北戦争から続いた、大統領選のジンクス

神野正史(元河合塾世界史講師)

民主党が勝つのは「共和党がコケた時だけ」 南北戦争から続いた、大統領選のジンクス

神野正史(元河合塾世界史講師)

1920年代の「狂騒の20年代」と呼ばれる繁栄期、共和党政権は絶頂期を迎えた。しかし、その裏では政治腐敗が蔓延し、世界大恐慌という未曾有の危機も到来...。繁栄と崩壊が表裏一体であることを示す、痛烈な歴史について、書籍...

橋下徹が指摘する、「カネがなければ政治をしない」日本の歪んだ現実

橋下徹(元大阪府知事)

橋下徹が指摘する、「カネがなければ政治をしない」日本の歪んだ現実

橋下徹(元大阪府知事)

日本の政治家と、他の国の政治家を比べてみると、大きな違いが見えてくる。例えば、西欧諸国の地方議員の多くはボランティア活動に近い形で政治に関わっている。一方、日本の国会議員は多額の報酬や特権を受け取ることが一般...

米ソの雪融けから一転...大統領選で、民主党に勝利をもたらした「共和党のしくじり」

神野正史(元河合塾世界史講師)

米ソの雪融けから一転...大統領選で、民主党に勝利をもたらした「共和党のしくじり」

神野正史(元河合塾世界史講師)

アイゼンハワー大統領がフルシチョフとの握手で"雪解け"をアピールしたのも束の間、U2型機撃墜事件が勃発し、米ソ関係は再び緊張状態に...。その後もキューバ危機や、ヴェトナム戦争での北爆など、"緊張"...

橋下徹が、政治家時代に感じた「嫌いな権力者にNO!と言える」日本の素晴らしさ

橋下徹(元大阪府知事)

橋下徹が、政治家時代に感じた「嫌いな権力者にNO!と言える」日本の素晴らしさ

橋下徹(元大阪府知事)

政治家の裏金問題など、政治に対する不信感が広がっている。政治家は本当に必要なのか、選挙に行く意味はあるのか...そんな疑問を抱く人も多いだろう。そんな中でも橋下徹氏は「日本の政治システムは素晴らしい」と語る。その...

アヘン戦争によって、中国人が今も抱え続ける「西洋に騙された」というトラウマ

安田峰俊(紀実作家)

アヘン戦争によって、中国人が今も抱え続ける「西洋に騙された」というトラウマ

安田峰俊(紀実作家)

中国人にとって近代は「暗い時代」として記憶されている。19世紀の半ば以降の清朝は、アヘン戦争・アロー戦争・清仏戦争・日清戦争と、列強諸国の侵略に繰り返し打ちのめされ、国家としての尊厳を大きく損なうことになった。...

ソ連崩壊後、政党ではなく「TV討論会で大統領を選ぶ」ようになったアメリカ国民

神野正史(元河合塾世界史講師)

ソ連崩壊後、政党ではなく「TV討論会で大統領を選ぶ」ようになったアメリカ国民

神野正史(元河合塾世界史講師)

17世紀以降、欧州の国際秩序は変化を続け、ソ連解体後には「アメリカ一極体制」が成立した。このアメリカ体制は、「共和党・民主党」のそれぞれの政党の色を曖昧にし、大統領選挙の結果にも影響をもたらした。現代の政治状況...

なぜ中国人は元寇を知らない? 公教育が避ける「中華民族による侵略の歴史」

安田峰俊(紀実作家)

なぜ中国人は元寇を知らない? 公教育が避ける「中華民族による侵略の歴史」

安田峰俊(紀実作家)

元寇は、日本史においては重要な事件だが、中国ではあまり知られていない。なぜこのような違いが生じたのか?日中での歴史認識の違いを生んだ、中国の公教育の在り方について、書籍 『中国ぎらいのための中国史』 (PHP新書)...

若者が選挙に行かないと何が問題? 橋下徹がそれでも投票を勧める訳

橋下徹(元大阪府知事)

若者が選挙に行かないと何が問題? 橋下徹がそれでも投票を勧める訳

橋下徹(元大阪府知事)

若者の「政治離れ」「投票率の低さ」がしばしば指摘されるが、選挙に行かないと何が問題なのか? 橋下徹氏は「投票所に行かないということは、どんな社会になっても別にいいよと放り投げているのと同じ」だと言う。選挙の本当...

「中国は嫌われている」一方で、三国志を好む日本人...この矛盾はなぜ生まれたのか?

安田峰俊(紀実作家)

「中国は嫌われている」一方で、三国志を好む日本人...この矛盾はなぜ生まれたのか?

安田峰俊(紀実作家)

国民の9割近くが中国に「親しみを感じない」と答える一方で、中国の歴史や文化を題材にした作品が人気を博すという、一見矛盾しているように見える日本人の心情...。その複雑な背景と、歴史認識のズレについて書籍 『中国ぎら...

橋下徹が解説する、日本で「国民が首相を直接選べない」理由

橋下徹(元大阪府知事)

橋下徹が解説する、日本で「国民が首相を直接選べない」理由

橋下徹(元大阪府知事)

日本の政治システムは、国民が国会議員を選んだ上で、その議員たちが首相を選ぶという仕組みになっている。なぜ、このような複雑な手法をとっているのか? 本稿では、日本の政治システムのメリット・デメリットを、橋下徹氏に...

アメリカ大統領選挙の基本「共和党と民主党の二大政党制」が成立した経緯とは?

神野正史(元河合塾世界史講師)

アメリカ大統領選挙の基本「共和党と民主党の二大政党制」が成立した経緯とは?

神野正史(元河合塾世界史講師)

現代のアメリカ政治を語る上で欠かせない二大政党制。その起源は、建国初期の政治対立にまで遡る。連邦派と反連邦派の対立、そしてフランス革命がアメリカに与えた影響など、現代の政治状況を理解する上で重要な歴史的背景に...

松下幸之助が「社会に貢献しない企業は許されない」と語った背景

松下幸之助(パナソニック[旧松下電器産業]グループ創業者,PHP研究所創設者)

松下幸之助が「社会に貢献しない企業は許されない」と語った背景

松下幸之助(パナソニック[旧松下電器産業]グループ創業者,PHP研究所創設者)

松下幸之助は、企業の社会的責任を深く探求し、「企業は社会の公器である」という思想を確立しました。この考えが生まれた背景とは? 著書 『[復刻版]企業の社会的責任とは何か?』 から松下幸之助の言葉をご紹介します。 ...

世界をリードする国へ~小林鷹之が訴える「この国のかたち」

小林鷹之(衆議院議員)

世界をリードする国へ~小林鷹之が訴える「この国のかたち」

小林鷹之(衆議院議員)

40代で自民党総裁選に立候補した小林鷹之氏は、日本をどうしたいのか。「国益第一、保守の思想のもと、国際社会から信頼され、世界をリードする国をつくる。これこそが私の目指す日本の未来である」。団塊ジュニア世代の総理...

2075年の日本は「世界12位」に~ 小林鷹之が記す外交立て直し戦略

小林鷹之(衆議院議員)

2075年の日本は「世界12位」に~ 小林鷹之が記す外交立て直し戦略

小林鷹之(衆議院議員)

中国の経済規模は日本の4倍以上となり、背中も見えない状況だ。2024年にはドイツに抜かれて4位となり、25年にはインドに抜かれることが確実と言われる。わが国はどこへ向かうべきなのか。自民党総裁選に出馬した40代の総理候...

米中覇権争いの原点はアヘン戦争...トランプに欠けていた「中国人の近代史観」

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

米中覇権争いの原点はアヘン戦争...トランプに欠けていた「中国人の近代史観」

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問の宮家邦彦氏は、米中覇権競争の歴史的背景は、アヘン戦争にまで遡ると指摘する。トランプ氏の再選可能性を踏まえ、氏の中国観が今後の米中関係にもたらす影響について、書籍 『気...

なぜトランプは圧倒的な支持を得るのか? 背景にあった「IT革命」敗者の怒り

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

なぜトランプは圧倒的な支持を得るのか? 背景にあった「IT革命」敗者の怒り

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

なぜ、トランプはここまでの圧倒的な支持を得ているのか? キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問の宮家邦彦氏は、その背景には1990年代以降の米国社会の構造的変化があるという。本稿では書籍 『気をつけろ、トランプの...

安倍元首相なきいま、日本にトランプ氏と対抗できる政治家はいるのか?

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

安倍元首相なきいま、日本にトランプ氏と対抗できる政治家はいるのか?

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

トランプ氏はかつて、「安倍元首相は私の友人であり、同盟相手で、素晴らしい愛国者だった」(2022年7月8日)とSNSに投稿した。トランプ氏との外交に成功した安倍晋三元首相が亡くなった今、日本の政治家がとるべきトランプ流...

対ウクライナ軍事支援停滞の裏に「トランプの影」 戦況を左右した共和党の反発

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

対ウクライナ軍事支援停滞の裏に「トランプの影」 戦況を左右した共和党の反発

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

これまでトランプ系共和党議員による反対によって、米国の対ウクライナ支援予算案の成立は大幅に遅れていたが、2024年4月になってようやく予算案成立に至った。その背景には、トランプ氏の「心変わり」が影響していた可能性が...

他人を執拗に批難する人は「叱ることの快感」に浸っている

村中直人(臨床心理士),佐渡島庸平(株式会社コルク代表取締役、編集者)

他人を執拗に批難する人は「叱ることの快感」に浸っている

村中直人(臨床心理士),佐渡島庸平(株式会社コルク代表取締役、編集者)

他人を叱る行為は「相手のため」と考えられがちだが、実は叱ることは「脳の報酬」になっているという。臨床心理士の村中直人氏と、株式会社コルク代表取締役社長の佐渡島庸平氏による、自分では気づきにくい「叱る」ことの心...

トランプ再選で対中東政策はどう変わる? 想定される「イラン核武装のシナリオ」

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

トランプ再選で対中東政策はどう変わる? 想定される「イラン核武装のシナリオ」

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

もしトランプ氏が大統領選挙で再選を果たした場合、米国の対中東政策はどう変わるのか? 米国とイスラエル関係の行方、イランの核武装リスクといった問題について、書籍 『気をつけろ、トランプの復讐が始まる』 より解説する...

叱れない教師はダメなのか? 教育現場が囚われる「毅然と叱るべし」の呪縛 

村中直人(臨床心理士),工藤勇一(元東京都千代田区立麹町中学校校長)

叱れない教師はダメなのか? 教育現場が囚われる「毅然と叱るべし」の呪縛 

村中直人(臨床心理士),工藤勇一(元東京都千代田区立麹町中学校校長)

日本の教育現場で根強い「叱る」という行為。その効果について、臨床心理士の村中直人氏と、元東京都千代田区立麹町中学校校長の工藤勇一氏が深く掘り下げる。果たして「叱る」ことは、子どもたちの成長に本当に必要なのだろ...

元女子バレーボール日本代表・大山加奈も信じた「苦痛神話」...勝利には苦痛が必要?

村中直人(臨床心理士),大山加奈(元女子バレーボール日本代表)

元女子バレーボール日本代表・大山加奈も信じた「苦痛神話」...勝利には苦痛が必要?

村中直人(臨床心理士),大山加奈(元女子バレーボール日本代表)

スポーツ界では「厳しい指導」が求められる風潮があるが、果たしてそれは正しいのか? 臨床心理士の村中直人氏と、元女子バレーボール日本代表の大山加奈氏による、スポーツに必要な「厳しさ」についての対話を 『「叱れば人は...

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