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社会・教育

2026年06月04日

各国で進む「青少年のSNS規制」 日本はなぜ対応が遅れているのか

曽我部真裕(京都大学大学院法学研究科教授)

各国で進む「青少年のSNS規制」 日本はなぜ対応が遅れているのか

各国で進む「青少年のSNS規制」 日本はなぜ対応が遅れているのか

曽我部真裕(京都大学大学院法学研究科教授)

16歳未満の利用を事実上禁止したオーストラリアをはじめ、近年、SNSに対して各国でさまざまな規制が行われている。わが国の青少年を守るためには、どのような政策が求められるのか。時代に対応できていない日本の対策の課題と...

2026年06月03日

「真実とフェイクに大きな違いはない」 不確かな時代に求められる“賢慮”とは

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

「真実とフェイクに大きな違いはない」 不確かな時代に求められる“賢慮”とは

「真実とフェイクに大きな違いはない」 不確かな時代に求められる“賢慮”とは

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

人間は、自分の党派性に従った推論をする生き物だ。 党派への帰属意識が現実の認知を歪め、敵対的党派が振りまく陰謀論には鋭い目を光らせることはできても、自分の党派が繰り出す陰謀論や、自分の考えに合致した陰謀論に対...

2026年05月29日

「正しいデータがあれば説得できる」は幻想 エビデンスに基づくポピュリズムの危うさ

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

「正しいデータがあれば説得できる」は幻想 エビデンスに基づくポピュリズムの危うさ

「正しいデータがあれば説得できる」は幻想 エビデンスに基づくポピュリズムの危うさ

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

二回目の大統領選に出馬したドナルド・トランプが選挙戦の最中、「移民が隣人のペットを食べている」などという発言をして批判されたが、意識的にせよ無意識的にせよ、トランプはナラティヴの力を最大限に活用して選挙戦を戦...

2026年05月26日

「データがあるから正しい」の罠 数字は“解釈”で簡単に操作される

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

「データがあるから正しい」の罠 数字は“解釈”で簡単に操作される

「データがあるから正しい」の罠 数字は“解釈”で簡単に操作される

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

個々人が数字に振り回される現状、それを崇拝して自らの人生の善し悪しの判断すらも委ねてしまう──このような一幕は、現代社会の批判としてしばしば登場してきたし、SNSがなかった時代、人々は銀行預金の残高や所持している資...

2026年05月21日

「数値化」と「透明性」が招く弊害 データはこうして“捏造”される

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

「数値化」と「透明性」が招く弊害 データはこうして“捏造”される

「数値化」と「透明性」が招く弊害 データはこうして“捏造”される

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

我々は「エビデンス」や「数字」を用いることで、社会やビジネスを合理化できると考えていたのに、その理想からは遥か遠いところに来てしまったようである。 そう語るのは、EBPM(Evidence Based Policy Making、エビデ...

2026年05月18日

エビデンス至上主義の落とし穴 「マクナマラの誤謬」と、ヴェトナム戦争“圧勝”の正体

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

エビデンス至上主義の落とし穴 「マクナマラの誤謬」と、ヴェトナム戦争“圧勝”の正体

エビデンス至上主義の落とし穴 「マクナマラの誤謬」と、ヴェトナム戦争“圧勝”の正体

杉谷和哉(岩手県立大学准教授)

「エビデンス」という言葉が世間に飛び交うようになって久しい。 ありとあらゆる局面で、「それはエビデンスがあるんですか?」といった、「煽り」のような文言を見かけないだろうか。 しかし、エビデンスがありさえす...

2026年05月11日

なぜ動画ではなく音声? プロが解説する「ポッドキャスト躍進」の構造

野村高文(Podcastプロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)

なぜ動画ではなく音声? プロが解説する「ポッドキャスト躍進」の構造

なぜ動画ではなく音声? プロが解説する「ポッドキャスト躍進」の構造

野村高文(Podcastプロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)

短く刺激的な情報ばかりが消費される時代に、あえて"長いコンテンツ"を届けるメディアとして「音声」が再評価されている。可処分時間の奪い合いが激化するなかで、コンテンツのあり方はどう変わるのか。Podcast...

2026年05月11日

フードテックが変える食卓...生成AIの活用で誰でも“食のクリエイター”に?

田中宏隆(UnlocX代表取締役CEO) 岡田亜希子(UnlocX Insight Specialist)

フードテックが変える食卓...生成AIの活用で誰でも“食のクリエイター”に?

フードテックが変える食卓...生成AIの活用で誰でも“食のクリエイター”に?

田中宏隆(UnlocX代表取締役CEO) 岡田亜希子(UnlocX Insight Specialist)

皆さんは"フードテック"という言葉をご存じだろうか? 食のシーンにデジタル技術(特にIoT)やバイオサイエンスなどが融合することで起こるイノベーションのトレンドの総称であり、特定の技術というわけではな...

2026年05月07日

始皇帝の偉業が「東アジア経済成長の鍵」? 武帝が受け継いだ革新的システム

玉木俊明(京都産業大学経済学部教授)

始皇帝の偉業が「東アジア経済成長の鍵」?  武帝が受け継いだ革新的システム

始皇帝の偉業が「東アジア経済成長の鍵」? 武帝が受け継いだ革新的システム

玉木俊明(京都産業大学経済学部教授)

始皇帝陵の兵馬俑 「物流」を軸に世界史を見ると、これまで見えていなかった新たな一面が見えてくる――! なぜ東アジアはヨーロッパに先駆けて経済発展することができたのか? その要因には、始皇帝から武帝までの100...

2026年05月06日

食料品高騰の背景にある“経済優先”社会 問われるフードテックの使命

田中宏隆(UnlocX代表取締役CEO),岡田亜希子(UnlocX Insight Specialist)

食料品高騰の背景にある“経済優先”社会 問われるフードテックの使命

食料品高騰の背景にある“経済優先”社会 問われるフードテックの使命

田中宏隆(UnlocX代表取締役CEO),岡田亜希子(UnlocX Insight Specialist)

皆さんは"フードテック"という言葉をご存じだろうか? 食のシーンにデジタル技術(特にIoT)やバイオサイエンスなどが融合することで起こるイノベーションのトレンドの総称であり、特定の技術というわけではな...

2026年05月05日

天才哲学者が提言、危機の時代に学ぶべき意外な教養とは

マルクス・ガブリエル(哲学者), インタビュアー:大野和基(国際ジャーナリスト)

天才哲学者が提言、危機の時代に学ぶべき意外な教養とは

天才哲学者が提言、危機の時代に学ぶべき意外な教養とは

マルクス・ガブリエル(哲学者), インタビュアー:大野和基(国際ジャーナリスト)

写真:的野弘路 「新実在論」の提唱者であるマルクス・ガブリエルは、「今後、東洋思想がますます存在感を増すことが確実に期待されます」と説く。我々は東洋思想から何を学ぶべきなのか。 ※本稿は、マルクス・ガブリエ...

2026年04月21日

真の自己理解に必要なのは? 心理学者が警鐘を鳴らす「性格タイプ別診断」の利用法

小塩真司(早稲田大学文学学術院教授)

真の自己理解に必要なのは? 心理学者が警鐘を鳴らす「性格タイプ別診断」の利用法

真の自己理解に必要なのは? 心理学者が警鐘を鳴らす「性格タイプ別診断」の利用法

小塩真司(早稲田大学文学学術院教授)

「MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)診断」をご存じだろうか。 若者を中心に昨今流行している自己理解メソッドとされるもので、「外向:Eまたは内向:I」「感覚:Sまたは直観:N」「思考:Tまたは感情:F」「判...

2026年04月16日

心理学者が指摘する「無料のMBTI診断」の正体 利用者に問われるネットリテラシ―

小塩真司(早稲田大学文学学術院教授)

心理学者が指摘する「無料のMBTI診断」の正体 利用者に問われるネットリテラシ―

心理学者が指摘する「無料のMBTI診断」の正体 利用者に問われるネットリテラシ―

小塩真司(早稲田大学文学学術院教授)

「MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)診断」をご存じだろうか。 若者を中心に昨今流行している自己理解メソッドとされるもので、「外向:Eまたは内向:I」「感覚:Sまたは直観:N」「思考:Tまたは感情:F」「判...

2026年04月15日

高学歴は有能さの証明になるのか? 社会にはびこる「ニセモノの能力主義」

安藤寿康(慶應義塾大学名誉教授)

高学歴は有能さの証明になるのか? 社会にはびこる「ニセモノの能力主義」

高学歴は有能さの証明になるのか? 社会にはびこる「ニセモノの能力主義」

安藤寿康(慶應義塾大学名誉教授)

行動遺伝学研究の第一人者である筆者には、社会にはびこる「能力主義」がどのように見えているのか。科学的根拠を用いながら、社会にある本当の問題に目を向ける。 ※本稿は、 『Voice』 2024年3月号より、より抜粋・編集...

2026年04月14日

大正デモクラシーの理論的指導者『佐々木惣一』明治立憲制の歩みと重なる生涯【書評】

奈良岡聰智(京都大学教授)

大正デモクラシーの理論的指導者『佐々木惣一』明治立憲制の歩みと重なる生涯【書評】

大正デモクラシーの理論的指導者『佐々木惣一』明治立憲制の歩みと重なる生涯【書評】

奈良岡聰智(京都大学教授)

厳密な文理解釈と立憲主義を結合した憲法論を説き、大正デモクラシーの理論的指導者として活躍した佐々木惣一。伊藤孝夫氏による書籍 『佐々木惣一』 (ミネルヴァ書房)では、佐々木の牽引した戦前期公法学の展開をドイツ公...

2026年04月13日

「ここ最近で一番長くシャバにいる」家族ではない第三者が出所者支援をする必要性

千葉龍一(株式会社生き直し代表取締役)

「ここ最近で一番長くシャバにいる」家族ではない第三者が出所者支援をする必要性

「ここ最近で一番長くシャバにいる」家族ではない第三者が出所者支援をする必要性

千葉龍一(株式会社生き直し代表取締役)

犯した罪を償って刑務所から出所するとき、寄る辺ない人間は少なくない。そんな彼ら彼女らの帰住先として全国に設けられているのが「更生保護施設」だが、2011年からは、さまざまな法人が管理する施設の空室を活用した施設「...

2026年04月10日

海軍研究の最前線から見えるものとは? 『日本海軍と近代社会』【書評】

奈良岡聰智(京都大学教授)

海軍研究の最前線から見えるものとは? 『日本海軍と近代社会』【書評】

海軍研究の最前線から見えるものとは? 『日本海軍と近代社会』【書評】

奈良岡聰智(京都大学教授)

日本海軍は、近代日本の社会にどのような影響を与え、また社会からどのような影響を受けたのか。 『日本海軍と近代社会』 (吉川弘文館)は、国際関係、政治、軍事、経済など多角的な視点から、海軍が存在した時代を解き明か...

2026年04月07日

日中戦争で、中国人の懐柔を担った者たちの葛藤とは? 『北支宣撫官』【書評】

奈良岡聰智(京都大学教授)

日中戦争で、中国人の懐柔を担った者たちの葛藤とは? 『北支宣撫官』【書評】

日中戦争で、中国人の懐柔を担った者たちの葛藤とは? 『北支宣撫官』【書評】

奈良岡聰智(京都大学教授)

日中戦争で活動した宣撫官。 『北支宣撫官』 (えにし書房)は、そんな彼らの貴重な証言と、詳細な史料に基づいて執筆されている。現代社会を生きる私たちにとって重要な指針となる一冊を、京都大学教授の奈良岡聰智氏が紹介...

2026年04月06日

歴史モノのフィクションは悪なのか? 名作映画が提示する「正史にはない視点」

本村凌二(東京大学名誉教授),とり・みき(漫画家)

歴史モノのフィクションは悪なのか? 名作映画が提示する「正史にはない視点」

歴史モノのフィクションは悪なのか? 名作映画が提示する「正史にはない視点」

本村凌二(東京大学名誉教授),とり・みき(漫画家)

時を超えて愛されている映画を観れば、歴史的名著と比べても遜色ない体験を得られる。 『名作映画で読み解く世界史』 を上梓した歴史学者と、映画に関する著作もある漫画家が映画の醍醐味と愉しみを語り合う。 ※本稿は、...

2026年04月03日

学歴をありがたがるのは誰か? 「同じ大学出身者で心地良いチームを作る」功罪

勅使川原真衣(組織開発専門家)

学歴をありがたがるのは誰か? 「同じ大学出身者で心地良いチームを作る」功罪

学歴をありがたがるのは誰か? 「同じ大学出身者で心地良いチームを作る」功罪

勅使川原真衣(組織開発専門家)

学歴不要論が盛んに議論される一方で、学歴社会が根強く残るのはなぜでしょうか。それは一体、誰のために存在するのでしょうか。本稿では「学歴社会と心理的安全性の関係」について、書籍 『学歴社会は誰のため』 より解説し...