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#PHP新書の記事一覧

元テレビ朝日ワシントン支局長が解説 「経済安全保障」で日本企業はどう動く?

元テレビ朝日ワシントン支局長が解説 「経済安全保障」で日本企業はどう動く?

地政学リスクが高まる中、「骨太の方針2024」でも重要課題とされる経済安全保障。元テレビ朝日ワシントン支局長で、現在はNECのシンクタンクに所属する布施哲氏が、企業の視点から経済安保策のリスクとチャンスを説く書籍『 ...

トランプ2.0が日本の脅威になり得る? 「台湾の現状を崩す」対中政策

峯村健司(キヤノングローバル戦略研究所主任研究員)

トランプ2.0が日本の脅威になり得る? 「台湾の現状を崩す」対中政策

峯村健司(キヤノングローバル戦略研究所主任研究員)

2024年5月20日、頼清徳が台湾総統に就任。台湾をめぐるアメリカと中国の緊張関係はいっそう高まるだろう。さらに波乱が予見されるのが、11月のアメリカ大統領選挙。復活が囁かれるドナルド・トランプの第2次政権=「トランプ2...

台湾併合の条件がそろった...習近平の圧力増す「頼清徳の厳しい政権運営」

峯村健司(キヤノングローバル戦略研究所主任研究員)

台湾併合の条件がそろった...習近平の圧力増す「頼清徳の厳しい政権運営」

峯村健司(キヤノングローバル戦略研究所主任研究員)

2024年5月20日、台湾総統に頼清徳が就任。過去2番目に低い得票率で当選した頼政権は、早くも前途多難が予想されている。台湾統一を狙う中国による圧力、国内の不安要素について、現地を取材した専門家が解説する。 ※本稿...

なぜウクライナに勝てない?「満州事変の教訓」から考えるロシアの過ち

原田泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授)

なぜウクライナに勝てない?「満州事変の教訓」から考えるロシアの過ち

原田泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授)

ウクライナの反転攻勢が始まった。ウクライナ軍と西欧諸国の支援の力を見くびったプーチン大統領や、「ウクライナは降伏すべき」と主張していた知識人の誤りが明らかになりつつある。では、この戦いが終わるためには何が...

研究者が到達した「所詮、人間もウイルスのようなもの」という生命観

宮沢孝幸(京都大学医生物学研究所准教授)

研究者が到達した「所詮、人間もウイルスのようなもの」という生命観

宮沢孝幸(京都大学医生物学研究所准教授)

30年以上ウイルスを研究してきた宮沢孝幸氏は、「生命の場」という概念を提唱し、その中でしか生きられないウイルスと人間は同じような存在なのだと説く。我々は「個」という概念に囚われすぎてはいないだろうか。 ...

コアラに“遺伝子改変”が起きている...現代で「生物の進化」が始まった背景

宮沢孝幸(京都大学医生物学研究所准教授)

コアラに“遺伝子改変”が起きている...現代で「生物の進化」が始まった背景

宮沢孝幸(京都大学医生物学研究所准教授)

ヒトのゲノム(遺伝子の総体)の約9%は、はるか古代に哺乳類が感染したレトロウイルス(RNA型ウイルスの一種。宿主の細胞の核に入り込み、DNAを書き換える特徴を持つ)由来のものである。 このレトロウイルスが、...

『日本外史』は反徳川の書物ではない...吉田松陰が陥った“推論の罠”

山内昌之(東京大学名誉教授)

『日本外史』は反徳川の書物ではない...吉田松陰が陥った“推論の罠”

山内昌之(東京大学名誉教授)

頼山陽の『日本外史』は司馬?太郎の小説に匹敵するほど面白い本である。一方で偏った読み方をされやすい一冊でもあり、例えば吉田松陰の読み方には大きな問題があったと言わざるをえない。松陰の読み方は、古代のギリシア...

岸田政権が傾く“社会主義的政策”...「新自由主義からの脱却」とは何なのか

倉山満(憲政史家)

岸田政権が傾く“社会主義的政策”...「新自由主義からの脱却」とは何なのか

倉山満(憲政史家)

官僚の提言を丸のみにし、増税に走る"経済音痴の政治家"。経済政策の誤りは失業者を増やし、国民の生命と財産を危うくするものだ。本稿では、岸田文雄首相が掲げる「新自由主義からの脱却」がいかにあやふやな...

マルキストは優越感に溺れた...日本で「共産主義」が流行った真の理由

倉山満(憲政史家)

マルキストは優越感に溺れた...日本で「共産主義」が流行った真の理由

倉山満(憲政史家)

日本のインテリ層を魅了した「マルクス主義」。一体なぜこの島国で流行することになったのか。マルクス理論の土台になったというイギリスの歴史を見てみると、日本との共通点が浮かび上がる。日本人が押さえたい「経済の...

プーチンの侵略は失敗か? 歴史が証明する「民主主義国は戦争に強い」事実

原田泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授)

プーチンの侵略は失敗か? 歴史が証明する「民主主義国は戦争に強い」事実

原田泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授)

ロシアのウクライナ侵攻が始まり、間もなくで1年が経つ。世界がロシアの残虐性に非難の目を向ける中、善戦するウクライナ軍に驚きの声もあがっている。一方で、名古屋商科大学ビジネススクール教授の原田泰氏は、そもそも...

自由が奪われる? 19世紀の天才政治家が見抜いた「アメリカ民主政治」の脅威

中野剛志(評論家)

自由が奪われる? 19世紀の天才政治家が見抜いた「アメリカ民主政治」の脅威

中野剛志(評論家)

「アメリカでは、人々の精神はすべて同じモデルに基づいてつくられており、また、そうであればこそ、それらの精神は正確に同じ道を辿っているといえよう」 19世紀に活躍したフランスの政治家・トクヴィルは、独立し...

フランス革命、ポル・ポト政権...「抜本的改革」がことごとく失敗するワケ

中野剛志(評論家)

フランス革命、ポル・ポト政権...「抜本的改革」がことごとく失敗するワケ

中野剛志(評論家)

組織に問題があるとき、「抜本的な改革」を推し進め組織をリフレッシュしようと考えるリーダーが多いだろう。しかし、そのようなラディカルなアプローチではかえって事を大きくしてしまい、取り返しのつかない結末を迎え...

右派と左派の対立激化...本当に品位があるのは誰なのか?

和田秀樹(精神科医)

右派と左派の対立激化...本当に品位があるのは誰なのか?

和田秀樹(精神科医)

昨今、右派と左派の溝は深まっているようだ。高齢者は思考が硬直化し、過激な思想を持ちやすいとされるが、一方で、右と左のあいだの「適度な落としどころを見つける」役が出来るのも高齢者なのではないかと、精神科医の...

「イタリア・ファシズム」と「ドイツ・ナチズム」 当時の影響力とは?

板橋拓己(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

「イタリア・ファシズム」と「ドイツ・ナチズム」 当時の影響力とは?

板橋拓己(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

1922年、イタリアでムッソリーニ政権が成立。その3年後に独裁宣言がなされ、ヨーロッパにファシズム政権が誕生した。イタリア・ファシズムは国境を超えて他国にも多大な影響を与え、やがて1933年にはドイツにもヒトラーの...

親中派のはずが何故? のちの「日独伊三国同盟」に繋がったヒトラーの方向転換

大木毅(現代史家)

親中派のはずが何故? のちの「日独伊三国同盟」に繋がったヒトラーの方向転換

大木毅(現代史家)

第二次世界大戦前、ドイツは親中国政策を取っていたが、ヒトラーの台頭により外交方針は大きく転換した。ヒトラーはなぜ「親日路線」に舵を切ったのか? ※本稿は、細谷雄一編著『世界史としての「大東亜戦争」』(PH...

植林から校舎を建てた自由学園に教わる「人の役に立つこと」の本質

養老孟司(東京大学名誉教授)、高橋和也(自由学園学園長)

植林から校舎を建てた自由学園に教わる「人の役に立つこと」の本質

養老孟司(東京大学名誉教授)、高橋和也(自由学園学園長)

生徒が植えたヒノキで建築された「自由学園みらいかん」 「参議院は50年後の未来を考える議会に」と主張する養老孟司氏と、未来の校舎を生徒自身の手でつくり上げた自由学園の高橋和也氏。 未来を見据えた政治の根幹は...

しつけはいつから必要? 研究で明らかになった「乳幼児の脳」との関係

養老孟司(東京大学名誉教授)、小泉英明(日立製作所名誉フェロー)

しつけはいつから必要? 研究で明らかになった「乳幼児の脳」との関係

養老孟司(東京大学名誉教授)、小泉英明(日立製作所名誉フェロー)

子どもの脳の成長については様々な情報が世に出ているが、専門家の確かな知見を知っておきたい。自ら開発した「光トポグラフィ法」などを用いて、長年子どもの脳の研究を続けてきた小泉英明氏と、解剖学者の養老孟司氏が、「...

日本人のプーチン妄想...「独裁者」を「英雄」にするプロパガンダ

グレンコ・アンドリー(ウクライナ出身/国際政治学者)

日本人のプーチン妄想...「独裁者」を「英雄」にするプロパガンダ

グレンコ・アンドリー(ウクライナ出身/国際政治学者)

侵略戦争というまさかの暴挙に踏み切ったロシア。私たちは、プーチン大統領の頭の中を読み誤っていた。ウクライナ人学者による日本への緊急警告。 ※本稿は、グレンコ・アンドリー 著『NATOの教訓』(PHP新書)の内...

1秒に「27万円」増えていく...膨張する日本の借金が「問題ない」と言い切れないワケ

宮本弘曉(東京都立大学教授)

1秒に「27万円」増えていく...膨張する日本の借金が「問題ない」と言い切れないワケ

宮本弘曉(東京都立大学教授)

「日本人は世界経済の大きな潮流を理解していない」。国際通貨基金(IMF)を経て、東京都立大学教授を務める宮本弘曉氏は、その結果が日本経済の停滞を招いたと語る。本記事では「日本財政のリアル」について、各種データを...

なぜ世界はグリーン化に向かうのか?…日本人が知らない「脱炭素経済圏」の未来

宮本弘曉(東京都立大学教授)

なぜ世界はグリーン化に向かうのか?…日本人が知らない「脱炭素経済圏」の未来

宮本弘曉(東京都立大学教授)

「日本人は世界経済の大きな潮流を理解していない」。国際通貨基金(IMF)を経て、東京都立大学教授を務める宮本弘曉氏は、その結果が日本経済の停滞を招いたと語る。本記事では日本人が勘違いしている大きな潮流のひとつで...

「老人中心国家」ニッポンの行方…世界一の高齢化×人口減少の行き着く先

宮本弘曉(東京都立大学教授)

「老人中心国家」ニッポンの行方…世界一の高齢化×人口減少の行き着く先

宮本弘曉(東京都立大学教授)

「日本人は世界経済の大きな潮流を理解していない」。国際通貨基金(IMF)を経て、東京都立大学教授を務める宮本弘曉氏は、その結果が日本経済の停滞を招いたと語る。本記事ではそんな大きな潮流のひとつである「人口構造の...

千島列島は「引き渡される」…文面に隠されたスターリンの深慮遠謀

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

千島列島は「引き渡される」…文面に隠されたスターリンの深慮遠謀

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

なぜヤルタ密約において、千島列島は「返還される」ではなく「引き渡される」と表現されたのか。そこには旧ロシア領ではなく、法的に領有の根拠に乏しい千島列島の割譲を確実なものにしたいというスターリンの思惑が隠さ...

情報を掴んでいた英軍がなぜ? チャーチルが生涯悔やんだ「シンガポール陥落」の裏側

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

情報を掴んでいた英軍がなぜ? チャーチルが生涯悔やんだ「シンガポール陥落」の裏側

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

大英帝国史上、最大の悲劇と言われたシンガポールの陥落。日本軍が電光石火のごとく驚異的なスピードで成し遂げた作戦成功の裏には、英国が驚愕した完璧な諜報活動があった。 ※本稿は、岡部伸著『第二次大戦、諜報...

「台湾問題」は国際課題...習近平の野望をなんとしても抑制させる意義

石平(評論家)、掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授)

「台湾問題」は国際課題...習近平の野望をなんとしても抑制させる意義

石平(評論家)、掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授)

中国で1911年に清朝が倒された辛亥革命から110年となるのを記念する式典が2021年10月9日、北京の人民大会堂で開かれ、習近平国家主席が演説。「祖国の完全な統一という歴史的な任務は必ず実現しなければならないし、実現...

『007』のモデルとなった二重スパイ...予告した“真珠湾攻撃”を米軍が聞き流したワケ

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

『007』のモデルとなった二重スパイ...予告した“真珠湾攻撃”を米軍が聞き流したワケ

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

日本による真珠湾攻撃を正確に予告していたスパイがいた――。映画『007』のジェームズ・ボンドのモデルになったドゥシュコ・ポポフである。 そして米英は、彼から事前にこの重大情報を入手していた。なのに、なぜア...

GHQを操った“ソ連のスパイ”? 「日本の共産化」を企てたハーバート・ノーマン

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

GHQを操った“ソ連のスパイ”? 「日本の共産化」を企てたハーバート・ノーマン

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

GHQの占領政策に深く関わったハーバート・ノーマンというカナダ人がいた。彼は、天皇制の廃止を目論み、日本人に自虐史観を植えつけ、近衛文麿をA級戦犯に仕立て上げたという。そして東西冷戦の状況下で、彼にソ連のスパ...

父・洋平の力は借りず...河野太郎「政治家デビュー」の舞台裏

河野太郎(衆議院議員)

父・洋平の力は借りず...河野太郎「政治家デビュー」の舞台裏

河野太郎(衆議院議員)

菅首相の辞任表明により、永田町は乱世に突入。現在、最も注目を集める政治家・河野太郎はどのようにして生まれたのか。知られざる河野氏の生い立ち、エピソードから人物像に迫る。 ※本稿は、河野太郎 著『日本を前...

「箱根駅伝に出たかった」...河野太郎の知られざるランナーの顔

河野太郎(衆議院議員)

「箱根駅伝に出たかった」...河野太郎の知られざるランナーの顔

河野太郎(衆議院議員)

菅首相の辞任表明により、永田町は乱世に突入。現在、最も注目を集める政治家・河野太郎はどのようにして生まれたのか。知られざる河野氏の生い立ち、エピソードから人物像に迫る。 ※本稿は、河野太郎 著『日本を前...

中国の中産階級が本音で望むのは「民主主義化」…日本のなすべき役割

ジャック・アタリ(聞き手:大野和基)

中国の中産階級が本音で望むのは「民主主義化」…日本のなすべき役割

ジャック・アタリ(聞き手:大野和基)

ジャック・アタリ氏は、つねに一歩下がった冷静な世界情勢分析で定評がある。このインタビューでは、新型コロナ対応、EUの現状、いま最も注視されている中国の動向、世界的に取り組むべきイシューなど、幅広く訊いてみた...

韓国への嫌悪感が、日本の没落を早める…韓国を侮ってはいけない理由

小倉紀蔵(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

韓国への嫌悪感が、日本の没落を早める…韓国を侮ってはいけない理由

小倉紀蔵(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

韓国はかつて植民地支配された国家のなかで、戦後に先進国になったトップランナーである。しかし韓国は、世界のなかで「先進国」としてふるまうか、「被害者国」としてふるまうか、いま大きく揺れている。 ※本稿は...

日本と韓国がとるべき「第三の道」とは何か?――日韓の連携が新しい東アジアをつくる

小倉紀蔵(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

日本と韓国がとるべき「第三の道」とは何か?――日韓の連携が新しい東アジアをつくる

小倉紀蔵(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

互いに東アジアの隣国として、日本と韓国が手を結ぶ可能性はあるのだろうか? あるとすれば、それはどういう形なのか? 戦後最悪ともいわれる近年の日韓関係――将来のあるべき姿を考える。 ※本稿は、小倉紀蔵著『...

日本人が理解しなければならない「韓国人の本音」

小倉紀蔵(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

日本人が理解しなければならない「韓国人の本音」

小倉紀蔵(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

何を考えているのかわからない、どうしてそういう行動にでるのか理解できない――これがいま、多くの日本人が韓国に対して抱いてしまう感情だろう。しかし、韓国は隣国であり、韓国を理解できるかどうかは日本の死活問題で...

新型コロナウイルスよりも怖いウイルスが来る!? これから「予測ウイルス学」が重要になる理由

宮沢孝幸(京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授)

新型コロナウイルスよりも怖いウイルスが来る!? これから「予測ウイルス学」が重要になる理由

宮沢孝幸(京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授)

「予測ウイルス学」という感染症の研究分野がある――。 新型コロナウイルスの世界的蔓延によって、私たちは今、ウイルスの怖さを痛感させられている。だからこそ、次にどんなウイルスが来るのか?先手を打って研究を...

“DNAの9%”はウイルス由来…大昔に感染したウイルスが、いまや「全人類の体の一部」だった

宮沢孝幸(京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授)

“DNAの9%”はウイルス由来…大昔に感染したウイルスが、いまや「全人類の体の一部」だった

宮沢孝幸(京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授)

ヒトのDNAの文字列をすべて解読しようとする「ヒトゲノム・プロジェクト」により、DNAの一部にウイルス由来の塩基配列が含まれていることが判明。いまや全人類の体の一部になっている古代のウイルスとは? ※本稿は...

人類は800年間も「ウィズコロナ」をやってきた!?

宮沢孝幸(京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授)

人類は800年間も「ウィズコロナ」をやってきた!?

宮沢孝幸(京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授)

新型コロナウイルスを未知のウイルスといわれるが、実際は「既知すぎるぐらい既知のウイルス」という。そもそも新型コロナウイルスとはどんなウイルスなのか? 「ゼロコロナ」の日は本当に訪れるのだろうか? ※本...

孫権から魯粛の後継者に指名されたのに…「大出世のチャンス」を放棄した重臣の“好判断”

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

孫権から魯粛の後継者に指名されたのに…「大出世のチャンス」を放棄した重臣の“好判断”

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

写真: 吉田和本 『三国志』の時代は、大量殺戮が日常的な風景となっている大乱世でもある。黄巾の乱(184年)が始まる前の後漢王朝末期に5000万人もいた人口は、乱世の終わりには1000万人程度しか残らなかった。5人...

「新型コロナ三国志」トランプと曹操の共通点とは?

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

「新型コロナ三国志」トランプと曹操の共通点とは?

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

中国評論で名高い石平氏は、魏・呉・蜀が対立と盛衰を繰り広げた三国時代を、コロナウイルスに覆われた21世紀と同じ「乱世」と見る。近著『石平の裏読み三国志』より、希代の英雄・曹操とトランプの共通点を明らかにする...

「靖国、歴史」で攻める中国・韓国…日本が引かないために必要な"意識と発信”

石澤靖治(学習院女子大学教授)

「靖国、歴史」で攻める中国・韓国…日本が引かないために必要な"意識と発信”

石澤靖治(学習院女子大学教授)

日本は「正義と世論形成を争奪する戦争」に後れを取ってしまったのか? 情報が瞬時にインターネットで拡散され、真偽を確認する前に国際世論が形成され、政策決定に影響を与える世界の現状において、日本は国家としての...

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