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#PHP総研の記事一覧

安倍政権の4本目の矢は「着実な財政再建」

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

安倍政権の4本目の矢は「着実な財政再建」

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

 政権交代後、財政膨張が加速している。安倍政権は巨額の経済対策を投じる一方で、歳出削減にあまり踏み込んでいないように見える。参院選における得票のために公共事業費等の拡大が優先され、財政再建が後回しにされて...

自民党政権の財政運営に期待すること

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

自民党政権の財政運営に期待すること

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

 第46回衆議院選挙は自民党の圧勝で幕を閉じた。今後の政治日程では、12年度補正予算や13年度予算の編成が控えている。新政権の財政運営によっては、危機的な国家財政がさらに深刻な状況に陥る恐れもあり、今後の...

一票の平等が必要となる理由

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

一票の平等が必要となる理由

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

最高裁が2010年参議院選挙区の定数配分を違憲状態と判断した。判決文には「単に一部の選挙区の定数を増減するにとどまらず、都道府県を単位として各選挙区の定数を設定する現行の方式をしかるべき形で改める」必要がある...

【いま、民主党政権を振り返る】 第5回 財政運営の混乱を招いた政権交代

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

【いま、民主党政権を振り返る】 第5回 財政運営の混乱を招いた政権交代

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

 シリーズ「いま、民主党政権を振り返る−この3年で成したこと、直面する課題とは何か−」の第5回「財政運営の混乱を招いた政権交代−バラマキ合戦は続くのか−」です(シリーズは全6回予定)。    民主党...

財政健全化に不可欠なマイナンバー制

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

財政健全化に不可欠なマイナンバー制

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

 社会保障と税に関して共通の番号を国民に割り振るマイナンバー法の成立が、秋の臨時国会以降に先送りされることになった。政府の方針では、2015年1月からの利用開始が示めされており、導入の準備期間を考えると法案審議...

歳出増加を招く消費増税

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

歳出増加を招く消費増税

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

 消費増税関連法案が衆議院で可決された。今年度の基礎的財政収支は約22兆円の赤字になる見込みであり、政府は2020年までの黒字化を目指している。5%の消費増税は約13兆円の税収増になる見込みだが、それだけでは赤字を...

景気動向から見る総選挙のタイミング

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

景気動向から見る総選挙のタイミング

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研政治経済研究センター主任研究員)

社会保障と税の一体改革関連法案が衆議院で審議入りした。消費増税反対を唱える与党内からの声もあり、本法案審議の難航が予想される。 野田総理は法案成立に向けて「政治生命をかける」と発言し、国会審議の行方次...

「社会保障・税一体改革」で加速する財政の硬直化

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

「社会保障・税一体改革」で加速する財政の硬直化

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 民主党は社会保障・税一体改革(以下、一体改革)の合同会議を開き、消費増税関連法案の修正を議論してきた。法案には、「増税は経済好転が条件」「歳入庁の創設」「低所得者対策として給付付き税額控除」などが追加され...

復興増税の期間を再検討すべし

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

復興増税の期間を再検討すべし

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 9月16日、政府税制調査会(以下、政府税調)は東日本大震災の復興財源などに充てる臨時増税案をまとめました。復興増税については政府与党内でも賛否両論があります。被災地の早期復興を図るために、増税は必要不可欠なのでしょう...

原子力安全庁は地方自治体と連携強化すべし

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

原子力安全庁は地方自治体と連携強化すべし

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 8月15日、政府は来年4月に設立する原子力安全庁の基本方針を閣議決定しました。東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故で、政府の対応が後手に回ったことは、原子力行政に対する国民不安を招きました。原子力安全庁の設...

再生可能エネルギー買取制度の課題とは

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

再生可能エネルギー買取制度の課題とは

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 7月14日、菅総理肝いりの「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案(以下、再生可能エネルギー買取法案)」が衆議院本会議で審議入りしました。13日の首相会見では、エネルギー政策について「脱原発依...

復興財源は世代間負担も考慮せよ

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

復興財源は世代間負担も考慮せよ

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 6月11日、政府の東日本大震災復興構想会議(以下、復興会議)で、6月末に総理へ答申される第一次提言の素案が議論されました。第一次提言には、増税を含めた復興財源について記載される見込みです。被災地復興を着実に進めるため...

国民負担の「極小化」を目指す原発事故の賠償スキーム

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

国民負担の「極小化」を目指す原発事故の賠償スキーム

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 5月13日、政府は東日本大震災による福島第1原子力発電所事故の被害者に対する賠償スキームを決定しました。政府が示した原発事故の賠償の枠組みでは、被害者への賠償と東京電力の経営安定化を目指すため、国民負担の「極小化」...

「東日本大震災復興特別会計」を創設すべし

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

「東日本大震災復興特別会計」を創設すべし

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 4月14日、東日本大震災の復興ビジョンを描く復興構想会議(議長・五百旗頭真防衛大学校長)の初会合が開かれました。この中で、五百旗頭議長は復興財源として公債発行のほかに「震災復興税」の創設が不可欠であるとの見解を示し...

東京都知事は「オリンピック埋蔵金」を震災復興支援に活用せよ

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

東京都知事は「オリンピック埋蔵金」を震災復興支援に活用せよ

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 3月11日に発生した東北関東大震災は、戦後最大の災害になる公算が大きいと思われます。この地震が起きた当日、石原慎太郎東京都知事は4期目の就任を目指し、4月の統一地方選挙での出馬表明をしました。地震の影響で都内でも輪番...

関西広域連合は地域主権改革の受け皿になりうるか

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

関西広域連合は地域主権改革の受け皿になりうるか

宮下量久(政策シンクタンクPHP総研研究員)

 12月1日、関西広域連合が発足しました。この広域連合には、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県の7府県が加入しています。一方で、奈良県は参加を見送りました。広域連合とは、都道府県や市町村...

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