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「高市首相は強力な味方だ」トランプ政権キーパーソンが断言

2026年02月19日 公開

フレッド・フライツ(アメリカ・ファースト政策研究所副所長),渡瀬裕哉(国際政治アナリスト)

フレッド・フライツ氏

高市自民党の圧勝で日米関係はどうなるのか。第1次トランプ政権で国家安全保障会議参謀長を務め、第2次トランプ政権の外交安全保障政策を指南するキーパーソンが答える。

※本稿は、フレッド・フライツ、スティーブ・イエーツ、渡瀬裕哉著『トランプ・高市同盟で日米は繁栄する』(PHP研究所)より、内容を一部抜粋・編集したものです。

 

トランプ大統領に似た「日本ファースト」の姿勢

【渡瀬】日本の有力政治家にどのようなリーダーシップを期待されますか?
【フレッド・フライツ(以下「フライツ」)】そのような質問をされると、私は通常、友好国の政治に干渉するのは好ましくないとお答えしています。

私はちょうど韓国の議員団と会談し、「(第一次)トランプ政権はリベラル派の文在寅大統領と生産的に協力してきたし、同じくリベラル派の李在明大統領の新政権とも、親米であり、安全保障、経済、中国、北朝鮮に関して正しい立場を取る限り、生産的に協力していく」と伝えました。

また「韓国をどの政党が率いるかにかかわらず、米国と韓国の関係は揺るぎないものであり、いかなる選挙や短期的な政策の違いをも超えて存続する」と述べました。

これは、トランプ政権の日本との関係にも当てはまると考えます。米国は親米的で、主要な安全保障問題において正しい立場を取り、経済問題でも適切な姿勢を示す日本政府との協力を望んでいます。

ただ強調したいのは、トランプ政権関係者が望んでいるのは、親米的で安定した日本政府、地域の安全保障上の脅威に対して強固な政策を持つ政府、そして貿易問題について交渉可能な政府と連携・協力していくことです。

とはいえ、高市早苗首相には非常に感銘を受けています。トランプ大統領の「アメリカ・ファースト」に似た「日本ファースト」の姿勢で政治に取り組んでいるように見えるからです。

高市氏は米国とトランプ大統領にとって強力な味方となるだろう、と確信しています。

 

日米関係は持続する

【渡瀬】日本とアメリカの関係について、どうお考えですか。
【フライツ】これはアメリカにとって最も重要な友好関係の一つであり、最も重要な安全保障関係です。もちろん両国間にはいくつかの違いがあるでしょうが、それらは友人として解決していく違いです。

また、特定のアメリカ大統領や日本の首相の間で、意見の相違も生じるでしょうが、私たちの関係は持続するでしょう。それは両国の未来にとって極めて重要です。そして、それがアメリカ国民の信じるところです。

トランプ大統領は、米国と日本の関係を非常に重視しています。現在の貿易をめぐる意見の相違は、長きにわたる重要な関係における一時的な問題にすぎません。

トランプ政権が日本との間で優先する課題は、中国、ロシア、北朝鮮といった安全保障上の共通課題です。これこそが日米が注力すべき事項です。

バイデン大統領が在任中に推進した〔日米韓〕3カ国関係は、彼の外交政策において数少ない成功事例の一つでしたが、この取り組みは主に反応的なものでした。

1991年にジョージ・H・W・ブッシュ大統領は韓国からすべての米核兵器を撤収させていましたが、尹錫悦大統領が韓国の独自核兵器計画の開始に言及し、米国に韓国への核兵器再配備を要請するまで、バイデン政権は日本と韓国を無視していました。

 

憲法改正で自衛隊に制限がなくなることを願う

【渡瀬】日本の自衛隊が、東アジアや東南アジア諸国との関係を緊密にしていることについて、どうお考えですか?

【フライツ】これは日本にとってよいことだと思います。日本の安全保障にも、地域の安全保障にとっても有益です。いずれ憲法が改正され、自衛隊に制限がなくなることを願っています。

この10年間で日本がこうした関係を促進し、自衛隊を強化してきた進展には感銘を受けています。

【渡瀬】クアッド(Quad:Quadrilateral Security Dialogue、日米豪印戦略対話)についてどうお考えですか。

【フライツ】オーカス(AUKUS、米英豪3国安全保障枠組み)も含め、大小さまざまな安全保障協力関係は、インド太平洋の安全保障にとって極めて重要です。私の理解では、ルビオ国務長官およびヘグセス国防長官は、それらを支持する意向です。

 

ルビオは強い親日派

【渡瀬】日本との安全保障上の協力において、最も重要なことは何だと思いますか。

【フライツ】いま申し上げた以上に、付け加えることはありません。これは米国にとって極めて重要な同盟関係です。日本は米国の核の傘の下にあります。我々は同盟国との約束を守ります。

マルコ・ルビオ国務長官が日米関係に対して非常に強い支持を示している点は留意すべきです。

日本や韓国では、トランプ政権の実際の政策を反映していない、トランプ政権高官やトランプと親しい米政府外の人物による誤った発言を耳にすることがあるかもしれません。

こうした人々が提唱する考えは、トランプ大統領が決して支持しないものばかりです。

だからこそ、日本の友人にはルビオ国務長官の日米関係に関する発言に細心の注意を払ってほしい、と強く訴えたいのです。ルビオは強い親日派であり、トランプ大統領にとって日本問題における最重要アドバイザーです。

 

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