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政治・外交

2025年12月09日

「1月解散」の可能性は...?「高市長期政権」に向けたグランドデザインと戦略を語る

山田宏(参議院議員/自由民主党副幹事長)

「1月解散」の可能性は...?「高市長期政権」に向けたグランドデザインと戦略を語る

「1月解散」の可能性は...?「高市長期政権」に向けたグランドデザインと戦略を語る

山田宏(参議院議員/自由民主党副幹事長)

世界的な変動期に発足した高市政権が果たすべき使命とは何か。長期政権に向けたグランドデザインはあるのか - ――。 同じく松下政経塾で学び、 2025年10月の総裁選をそば近くでともに戦った山田宏副幹事長に話を聞いた。(聞き...

2025年12月09日

「行政の長」と「体制の変革者」という二つの面...指導者としてのトランプをどう評価するか

中西輝政(京都大学名誉教授),冨田浩司(前駐米大使)

「行政の長」と「体制の変革者」という二つの面...指導者としてのトランプをどう評価するか

「行政の長」と「体制の変革者」という二つの面...指導者としてのトランプをどう評価するか

中西輝政(京都大学名誉教授),冨田浩司(前駐米大使)

トランプ大統領の政策の中身については、あるべき国際的な理念をふまえて西洋諸国からも批判されているが、他方でその指導者としての多面性とその政策の意外な方向性にも目を向ける必要がある。 京都大学名誉教授の中西...

2025年12月08日

結婚のメリットをいかに引き出すか 幸福度を左右する「仕事と家庭の切り離し」

筒井淳也(社会学者)

結婚のメリットをいかに引き出すか 幸福度を左右する「仕事と家庭の切り離し」

結婚のメリットをいかに引き出すか 幸福度を左右する「仕事と家庭の切り離し」

筒井淳也(社会学者)

幸福度に最も影響するのは「他者とのつながり」であり、その中心にあるのが結婚という共同関係だ。しかし現代日本では、家庭と仕事が切り離せず、結婚のメリットが十分に生かされていない現実があると、社会学者の筒井淳也氏...

2025年12月05日

政治は幸せをつくれるか? 岸谷蘭丸氏が語るデジタルネイティブの行動原理

岸谷蘭丸(MMBH株式会社代表)

政治は幸せをつくれるか? 岸谷蘭丸氏が語るデジタルネイティブの行動原理

政治は幸せをつくれるか? 岸谷蘭丸氏が語るデジタルネイティブの行動原理

岸谷蘭丸(MMBH株式会社代表)

「若者は政治に関心がない」「政治家にはなりたくない」といわれる。しかし現在、国民民主党や参政党の台頭で若者の政治意識はむしろ上昇傾向にある。実業家・インフルエンサーが語る潮目の変化とは。 ※本稿は、 『Voice...

2025年10月15日

誰が常任理事国の横暴を止めるのか? 大国が裁かれない「構造的矛盾」

神余隆博(関西学院大学学長特別顧問)

誰が常任理事国の横暴を止めるのか? 大国が裁かれない「構造的矛盾」

誰が常任理事国の横暴を止めるのか? 大国が裁かれない「構造的矛盾」

神余隆博(関西学院大学学長特別顧問)

大国が裁かれない構造的矛盾のなか、理想と現実のはざまで揺れる国際秩序は再構築できるのか。 ★本論稿は、意見集約プラットフォーム 「Surfvote」 と連動しています。 ※本稿は、 『Voice』 2025年9月号より抜粋・...

2025年08月27日

参議院に存在意義はあるのか? 日本の議会制が抱える問題点

大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授)

参議院に存在意義はあるのか? 日本の議会制が抱える問題点

参議院に存在意義はあるのか? 日本の議会制が抱える問題点

大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授)

日本の議会制度では、第一院(衆議院)と第二院(参議院)はそれぞれどのような役割を果たしているのか。本稿では、第二院が存在する意義を示しながら、日本の議会制の現状や課題について、慶應義塾大学法学部の大屋雄裕教授...

2025年08月26日

投票を棄権するのは悪いことなのか? 有権者が負うべき道徳的責任

玉手慎太郎(学習院大学教授)

投票を棄権するのは悪いことなのか? 有権者が負うべき道徳的責任

投票を棄権するのは悪いことなのか? 有権者が負うべき道徳的責任

玉手慎太郎(学習院大学教授)

投票率が上がれば社会は本当に良くなるのか――。学習院大学の玉手慎太郎教授が、アメリカの政治哲学者、ジェイソン・ブレナンの主張を手がかりに解説する。 ★本論稿は、意見集約プラットフォーム 「Surfvote」 と連動して...

2025年08月12日

「ポーランド孤児」を助けた日本人 70年後、阪神・淡路大震災で果たされた恩返し

早坂隆(ノンフィクション作家)

「ポーランド孤児」を助けた日本人 70年後、阪神・淡路大震災で果たされた恩返し

「ポーランド孤児」を助けた日本人 70年後、阪神・淡路大震災で果たされた恩返し

早坂隆(ノンフィクション作家)

ワルシャワの街並み 激動の歴史の中で、独立への道を歩み続けたポーランド。実は、日本との間に深い絆が結ばれた出来事がある。日本が海を越えて手を差し伸べた「ポーランド孤児救出」。この善意の行動は、70年以上の時を...

2025年08月08日

日本人抑留者が建てた「オペラハウス」 モンゴルに現存する真摯な労働の痕跡

早坂隆(ノンフィクション作家)

日本人抑留者が建てた「オペラハウス」 モンゴルに現存する真摯な労働の痕跡

日本人抑留者が建てた「オペラハウス」 モンゴルに現存する真摯な労働の痕跡

早坂隆(ノンフィクション作家)

モンゴルに現存する国立オペラ劇場 シベリア抑留が広く知られる一方で、多くの日本人がモンゴルにも送られていたことはあまり知られていない。ウランバートルには、そうした日本人抑留者たちの手によって築かれた建造物が...

2025年07月18日

AIの脅威が叫ばれる中で「健全な民主主義社会」を築くには? テック企業が負う責任

ジュリアン・ブロディ(Polimill株式会社ビジョナリーエバンジェリスト)

AIの脅威が叫ばれる中で「健全な民主主義社会」を築くには? テック企業が負う責任

AIの脅威が叫ばれる中で「健全な民主主義社会」を築くには? テック企業が負う責任

ジュリアン・ブロディ(Polimill株式会社ビジョナリーエバンジェリスト)

Polimill(ポリミル)株式会社が提供するプラットフォームサービス「Surfvote(サーフボート)」(https://surfvote.com)は、2021年にリリース。ユーザーは同サイトの記事を読んで社会課題を知り、意見を投票したりコメント...

2025年06月24日

中国との戦力格差を埋めるには? 日本が早急に取り組むべき「米国ミサイルの配備」

村野将(米ハドソン研究所上席研究員)

中国との戦力格差を埋めるには? 日本が早急に取り組むべき「米国ミサイルの配備」

中国との戦力格差を埋めるには? 日本が早急に取り組むべき「米国ミサイルの配備」

村野将(米ハドソン研究所上席研究員)

中国の圧倒的な戦域打撃能力に対抗するために、日本が早急に取り組むべきこととは? 日米が直面する安全保障課題を念頭に、2025-2028年という時間軸のなかで、日米が取り組むべき政策と具体的な行動につながる提言を、書籍 『...

2025年06月20日

「米国が中露を同時に抑止するのは困難」限られた国防予算下での苦渋の決断

村野将(米ハドソン研究所上席研究員)

「米国が中露を同時に抑止するのは困難」限られた国防予算下での苦渋の決断

「米国が中露を同時に抑止するのは困難」限られた国防予算下での苦渋の決断

村野将(米ハドソン研究所上席研究員)

近年、国際安全保障環境が悪化し、世界中で同時多発的な紛争・危機リスクが顕在化しているなかにおいて、米国と日本を含む同盟国はその限られたリソースを最適に配分できているのか、という点が疑問視されるようになっている...

2025年06月19日

「台湾有事は日本有事」の意味とは? 地政学で読み解く危機の現実

小野田治(日本安全保障戦略研究所上席研究員/元空将)

「台湾有事は日本有事」の意味とは? 地政学で読み解く危機の現実

「台湾有事は日本有事」の意味とは? 地政学で読み解く危機の現実

小野田治(日本安全保障戦略研究所上席研究員/元空将)

地政学は、地理的な条件と政治、経済、社会、軍事といった分野の相互関係を分析する。日本の指導者と海外の指導者の間には、地政学と不即不離の関係にある軍事的知識について大きなギャップがあり、日本の指導者が国際情勢を...

2025年06月16日

李在明新大統領は朝鮮半島情勢をどう変える?

磯部晃一(磯部戦略研究所代表/元陸将),鈴来洋志([公財]陸修偕行社 現代戦研究会 座長/元韓国防衛駐在官)

李在明新大統領は朝鮮半島情勢をどう変える?

李在明新大統領は朝鮮半島情勢をどう変える?

磯部晃一(磯部戦略研究所代表/元陸将),鈴来洋志([公財]陸修偕行社 現代戦研究会 座長/元韓国防衛駐在官)

地政学は、地理的な条件と政治、経済、社会、軍事といった分野の相互関係を分析する。日本の指導者と海外の指導者の間には、地政学と不即不離の関係にある軍事的知識について大きなギャップがあり、日本の指導者が国際情勢を...

2025年05月23日

「日本各地がニセコ化している」インバウンド観光客をターゲットにした都市の変貌

谷頭和希 (都市ジャーナリスト・チェーン ストア研究家) 

「日本各地がニセコ化している」インバウンド観光客をターゲットにした都市の変貌

「日本各地がニセコ化している」インバウンド観光客をターゲットにした都市の変貌

谷頭和希 (都市ジャーナリスト・チェーン ストア研究家) 

令和の都市論・消費論を記した書籍 『ニセコ化するニッポン』 が各所で話題を集めている。本稿では、著者の谷頭和希氏に、渋谷の再開発やスターバックスの事例を挙げながら、"ニセコ化"の背景にある構造、そして&qu...

2025年05月08日

「プーチンの判断ミス」で国家の危機に...NATOに裏切られた屈辱的な記憶

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

「プーチンの判断ミス」で国家の危機に...NATOに裏切られた屈辱的な記憶

「プーチンの判断ミス」で国家の危機に...NATOに裏切られた屈辱的な記憶

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

ロシアによるウクライナ侵攻を巡っては、「NATOの東方拡大がプーチン大統領の疑心暗鬼を招き、侵攻を誘発した」という見方がある一方で、「プーチン大統領の戦略的判断ミスがロシアを弱体化させる」という分析も存在する。西...

2025年05月02日

イスラエルは世界で最も誤解されている国? 根拠がない「ユダヤ陰謀論」

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

イスラエルは世界で最も誤解されている国? 根拠がない「ユダヤ陰謀論」

イスラエルは世界で最も誤解されている国? 根拠がない「ユダヤ陰謀論」

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

パレスチナでの紛争が連日報道される中で、イスラエルは時に「ユダヤ至上主義を実践する、中東の混乱要因」として批判されている。この言説は、果たして実態を捉えているのだろうか? 本稿の冒頭では、イスラエルの情勢...

2025年04月28日

「習近平の独裁体制は万全ではない」中国経済の停滞が招きうる突然の政治変化

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

「習近平の独裁体制は万全ではない」中国経済の停滞が招きうる突然の政治変化

「習近平の独裁体制は万全ではない」中国経済の停滞が招きうる突然の政治変化

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

現在の中国に対して「経済のメルトダウンが始まっている」、「習近平の独裁体制に対する不満が高まっている」などといった分析が散見される。これらの言説は果たして実態を捉えているのだろうか? 本稿の冒頭では、中国の...

2025年04月22日

移民国家では「社会の分断は真新しいものではない」 アメリカ国内の現状

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

移民国家では「社会の分断は真新しいものではない」 アメリカ国内の現状

移民国家では「社会の分断は真新しいものではない」 アメリカ国内の現状

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

現在のアメリカでは、社会の分断が深刻化しているという指摘や、「ディープステートが存在している」などといった陰謀論もささやかれている。急速に変化するこの国で、一体何が起きているのか? そして、これらの言説の真相は...

2025年01月24日

東京都のDXを率いる宮坂学氏の「シン・技術立都」実現に向けた挑戦

宮坂学(一般財団法人GovTech東京理事長/東京都副知事)

東京都のDXを率いる宮坂学氏の「シン・技術立都」実現に向けた挑戦

東京都のDXを率いる宮坂学氏の「シン・技術立都」実現に向けた挑戦

宮坂学(一般財団法人GovTech東京理事長/東京都副知事)

写真提供:GovTech東京 いま求められているのは「エンジニアリング思考」だ――。東京都のDXを主導する宮坂氏が、「デジタル人材」の条件と新たな改革への覚悟を語る。 聞き手:編集部(中西史也) ※本稿は、 『Voice...