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政治・外交

2025年12月24日

なぜ日本の避難所は変わらないのか 抜本的な改善に必要な人権意識

石井美恵子(国際医療福祉大学大学院教授/同災害保健医療研究センター副センター長)

なぜ日本の避難所は変わらないのか 抜本的な改善に必要な人権意識

なぜ日本の避難所は変わらないのか 抜本的な改善に必要な人権意識

石井美恵子(国際医療福祉大学大学院教授/同災害保健医療研究センター副センター長)

災害が起きたとき、避難所は「とりあえず身を守る場所」だと考えられてきた。しかし国際社会では、避難所は人命だけでなく、人間の尊厳や健康を守る場であるという考え方が共有されている。本稿では、難民キャンプの教訓から...

2025年12月20日

40度の夏は「人災である」 世界で最も深刻な日本の猛暑の原因

立花義裕(三重大学大学院生物資源学研究科気象・気候ダイナミクス研究室教授)

40度の夏は「人災である」 世界で最も深刻な日本の猛暑の原因

40度の夏は「人災である」 世界で最も深刻な日本の猛暑の原因

立花義裕(三重大学大学院生物資源学研究科気象・気候ダイナミクス研究室教授)

日本はいま、地球温暖化による「アナザーワールド」の入口に立っている――。 夏には40度を越える気温や災害旧の豪雨が「ニューノーマル」となりつつある「危機の時代」において、異常気象・気候力学の第一人者が、日本が...

2025年12月16日

100年前の「少数与党政権」が直面した困難とは? 多党化時代が到来した現代日本への教訓

村井良太(駒澤大学教授)

100年前の「少数与党政権」が直面した困難とは? 多党化時代が到来した現代日本への教訓

100年前の「少数与党政権」が直面した困難とは? 多党化時代が到来した現代日本への教訓

村井良太(駒澤大学教授)

135年にわたる日本の憲政史を振り返ると、第一次世界大戦後の「憲政常道」と呼ばれた時代には、多くが少数党のリーダーとして首相となっていたことがわかる。多党化時代が訪れた現代の日本政治は、近代史から何を学ぶべきか。...

2025年12月12日

救国の想いに動かされた「初の女性首相」高市早苗はマーガレット・サッチャーになれるか

中西輝政(京都大学名誉教授),冨田浩司(前駐米大使)

救国の想いに動かされた「初の女性首相」高市早苗はマーガレット・サッチャーになれるか

救国の想いに動かされた「初の女性首相」高市早苗はマーガレット・サッチャーになれるか

中西輝政(京都大学名誉教授),冨田浩司(前駐米大使)

ウィンストン・チャーチルとマーガレット・サッチャー。現下の「大乱の時代」における危機の指導者の要諦を考えるうえで、歴史上の二人の英国首相から学ぶべき点は多い。 京都大学名誉教授の中西輝政氏と、前駐米大使の...

2025年12月11日

「国民に覚醒を呼び掛けてほしい」元衆議院議長が高市早苗首相に求めること

伊吹文明(元衆議院議長)

「国民に覚醒を呼び掛けてほしい」元衆議院議長が高市早苗首相に求めること

「国民に覚醒を呼び掛けてほしい」元衆議院議長が高市早苗首相に求めること

伊吹文明(元衆議院議長)

多党化が進み政局が混迷するいま、 宰相には何が求められるのか。難局が続く自民党の進むべき道と、 高市早苗新総理に課せられた使命とは。そして、 この内憂外患の時代に 「保守」 政治家が果たすべき役割とは――。 衆議...

2025年12月09日

「1月解散」の可能性は...?「高市長期政権」に向けたグランドデザインと戦略を語る

山田宏(参議院議員/自由民主党副幹事長)

「1月解散」の可能性は...?「高市長期政権」に向けたグランドデザインと戦略を語る

「1月解散」の可能性は...?「高市長期政権」に向けたグランドデザインと戦略を語る

山田宏(参議院議員/自由民主党副幹事長)

世界的な変動期に発足した高市政権が果たすべき使命とは何か。長期政権に向けたグランドデザインはあるのか - ――。 同じく松下政経塾で学び、 2025年10月の総裁選をそば近くでともに戦った山田宏副幹事長に話を聞いた。(聞き...

2025年12月09日

「行政の長」と「体制の変革者」という二つの面...指導者としてのトランプをどう評価するか

中西輝政(京都大学名誉教授),冨田浩司(前駐米大使)

「行政の長」と「体制の変革者」という二つの面...指導者としてのトランプをどう評価するか

「行政の長」と「体制の変革者」という二つの面...指導者としてのトランプをどう評価するか

中西輝政(京都大学名誉教授),冨田浩司(前駐米大使)

トランプ大統領の政策の中身については、あるべき国際的な理念をふまえて西洋諸国からも批判されているが、他方でその指導者としての多面性とその政策の意外な方向性にも目を向ける必要がある。 京都大学名誉教授の中西...

2025年12月08日

結婚のメリットをいかに引き出すか 幸福度を左右する「仕事と家庭の切り離し」

筒井淳也(社会学者)

結婚のメリットをいかに引き出すか 幸福度を左右する「仕事と家庭の切り離し」

結婚のメリットをいかに引き出すか 幸福度を左右する「仕事と家庭の切り離し」

筒井淳也(社会学者)

幸福度に最も影響するのは「他者とのつながり」であり、その中心にあるのが結婚という共同関係だ。しかし現代日本では、家庭と仕事が切り離せず、結婚のメリットが十分に生かされていない現実があると、社会学者の筒井淳也氏...

2025年12月05日

政治は幸せをつくれるか? 岸谷蘭丸氏が語るデジタルネイティブの行動原理

岸谷蘭丸(MMBH株式会社代表)

政治は幸せをつくれるか? 岸谷蘭丸氏が語るデジタルネイティブの行動原理

政治は幸せをつくれるか? 岸谷蘭丸氏が語るデジタルネイティブの行動原理

岸谷蘭丸(MMBH株式会社代表)

「若者は政治に関心がない」「政治家にはなりたくない」といわれる。しかし現在、国民民主党や参政党の台頭で若者の政治意識はむしろ上昇傾向にある。実業家・インフルエンサーが語る潮目の変化とは。 ※本稿は、 『Voice...

2025年10月15日

誰が常任理事国の横暴を止めるのか? 大国が裁かれない「構造的矛盾」

神余隆博(関西学院大学学長特別顧問)

誰が常任理事国の横暴を止めるのか? 大国が裁かれない「構造的矛盾」

誰が常任理事国の横暴を止めるのか? 大国が裁かれない「構造的矛盾」

神余隆博(関西学院大学学長特別顧問)

大国が裁かれない構造的矛盾のなか、理想と現実のはざまで揺れる国際秩序は再構築できるのか。 ★本論稿は、意見集約プラットフォーム 「Surfvote」 と連動しています。 ※本稿は、 『Voice』 2025年9月号より抜粋・...

2025年08月27日

参議院に存在意義はあるのか? 日本の議会制が抱える問題点

大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授)

参議院に存在意義はあるのか? 日本の議会制が抱える問題点

参議院に存在意義はあるのか? 日本の議会制が抱える問題点

大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授)

日本の議会制度では、第一院(衆議院)と第二院(参議院)はそれぞれどのような役割を果たしているのか。本稿では、第二院が存在する意義を示しながら、日本の議会制の現状や課題について、慶應義塾大学法学部の大屋雄裕教授...

2025年08月26日

投票を棄権するのは悪いことなのか? 有権者が負うべき道徳的責任

玉手慎太郎(学習院大学教授)

投票を棄権するのは悪いことなのか? 有権者が負うべき道徳的責任

投票を棄権するのは悪いことなのか? 有権者が負うべき道徳的責任

玉手慎太郎(学習院大学教授)

投票率が上がれば社会は本当に良くなるのか――。学習院大学の玉手慎太郎教授が、アメリカの政治哲学者、ジェイソン・ブレナンの主張を手がかりに解説する。 ★本論稿は、意見集約プラットフォーム 「Surfvote」 と連動して...

2025年08月22日

米軍ガンカメラが記録した6兆円戦艦『大和』特攻の瞬間

栗原俊雄

米軍ガンカメラが記録した6兆円戦艦『大和』特攻の瞬間

米軍ガンカメラが記録した6兆円戦艦『大和』特攻の瞬間

栗原俊雄

現在の価値に換算して6兆8000億円の巨費を投じて建造された世界最大の戦艦「大和」。しかし実戦でわずか一度しか主砲を撃つことなく、最後は沖縄への特攻で海の藻屑と消えた。米軍ガンカメラには、無謀な水上特攻で次々と撃...

2025年08月22日

パリ講和会議における日本の人種差別撤廃提案 その交渉の実態に迫る一冊【書評】

奈良岡聰智(京都大学教授)

パリ講和会議における日本の人種差別撤廃提案 その交渉の実態に迫る一冊【書評】

パリ講和会議における日本の人種差別撤廃提案 その交渉の実態に迫る一冊【書評】

奈良岡聰智(京都大学教授)

1919年パリ講和会議、それは日本が初めて大国として世界の檜舞台に立った瞬間だった。日本による人種差別撤廃提案、その歴史的意義の正当な評価を試みる書籍 『人種差別撤廃提案とパリ講和会議』 (筑摩書房)を京都大学教授...

2025年08月20日

日本海軍が犯した「護衛艦隊軽視」という致命的ミス

栗原俊雄

日本海軍が犯した「護衛艦隊軽視」という致命的ミス

日本海軍が犯した「護衛艦隊軽視」という致命的ミス

栗原俊雄

太平洋戦争で日本が敗北した要因の一つに、海上輸送ルートの壊滅がある。日本海軍は戦艦を中心とした艦隊決戦に力を入れる一方、輸送船を守る護衛艦隊の役割を軽視していた。米軍のガンカメラには、次々と撃沈される日本の輸...

2025年08月14日

「日本人には理解できない」第二次インティファーダ下で出会ったパレスチナ人の悲しみ

早坂隆(ノンフィクション作家)

「日本人には理解できない」第二次インティファーダ下で出会ったパレスチナ人の悲しみ

「日本人には理解できない」第二次インティファーダ下で出会ったパレスチナ人の悲しみ

早坂隆(ノンフィクション作家)

ベツレヘムの街並み イスラエルの侵攻が続き、いまだ戦火の止まぬパレスチナ。ヨルダン川西岸地区では、イスラエルによる入植者問題や軍の圧力が深刻化している。2002年、第二次インティファーダ(民衆蜂起)の真っただ中...

2025年08月12日

「ポーランド孤児」を助けた日本人 70年後、阪神・淡路大震災で果たされた恩返し

早坂隆(ノンフィクション作家)

「ポーランド孤児」を助けた日本人 70年後、阪神・淡路大震災で果たされた恩返し

「ポーランド孤児」を助けた日本人 70年後、阪神・淡路大震災で果たされた恩返し

早坂隆(ノンフィクション作家)

ワルシャワの街並み 激動の歴史の中で、独立への道を歩み続けたポーランド。実は、日本との間に深い絆が結ばれた出来事がある。日本が海を越えて手を差し伸べた「ポーランド孤児救出」。この善意の行動は、70年以上の時を...

2025年08月08日

日本人抑留者が建てた「オペラハウス」 モンゴルに現存する真摯な労働の痕跡

早坂隆(ノンフィクション作家)

日本人抑留者が建てた「オペラハウス」 モンゴルに現存する真摯な労働の痕跡

日本人抑留者が建てた「オペラハウス」 モンゴルに現存する真摯な労働の痕跡

早坂隆(ノンフィクション作家)

モンゴルに現存する国立オペラ劇場 シベリア抑留が広く知られる一方で、多くの日本人がモンゴルにも送られていたことはあまり知られていない。ウランバートルには、そうした日本人抑留者たちの手によって築かれた建造物が...

2025年07月31日

「生涯現役社会」実現への条件 シニア社員にも求められる、戦力として働く意識

今野浩一郎(学習院大学名誉教授,学習院さくらアカデミー長)

「生涯現役社会」実現への条件 シニア社員にも求められる、戦力として働く意識

「生涯現役社会」実現への条件 シニア社員にも求められる、戦力として働く意識

今野浩一郎(学習院大学名誉教授,学習院さくらアカデミー長)

働き手不足が深刻化する日本において、企業はシニア社員をいかに「活用」するか。生涯現役社会が到来する時代に、労働者にはどのような能力と意識が求められるのか。人的資源管理研究の第一人者である今野浩一郎氏に話を聞い...

2025年07月22日

分断の時代に「合意を形成する」ための交渉戦略

向井豪(元財務省・世界銀行)

分断の時代に「合意を形成する」ための交渉戦略

分断の時代に「合意を形成する」ための交渉戦略

向井豪(元財務省・世界銀行)

『分断の時代』と言われて久しい。経済的な不平等や政治的なポラライゼーション、文化的対立などを背景に、近年、社会や政治において意見や価値観の相違が深まり、相互の理解や協力が困難となっていると言われる。 例え...