Voice » 政治・外交

政治・外交

2019年10月21日

「戦争のリスクは増している」 アジア地域安全保障の専門家が指摘

マイケル・オースリン(スタンフォード大学フーバー研究所リサーチフェロー)

「戦争のリスクは増している」 アジア地域安全保障の専門家が指摘

「戦争のリスクは増している」 アジア地域安全保障の専門家が指摘

マイケル・オースリン(スタンフォード大学フーバー研究所リサーチフェロー)

米中対立が激化するなか、スタンフォード大学フーバー研究所リサーチフェローで、アジア地域の安全保障が専門のマイケル・オースリン氏は、アジアの戦争リスクは増している、と指摘する。アメリカと中国、二つの大国の「...

2019年10月18日

200年前のベストセラーに見えた「フランス革命」を“罵倒”するイギリス人

エドマンド・バーク,〔訳〕佐藤健志(作家/評論家)

200年前のベストセラーに見えた「フランス革命」を“罵倒”するイギリス人

200年前のベストセラーに見えた「フランス革命」を“罵倒”するイギリス人

エドマンド・バーク,〔訳〕佐藤健志(作家/評論家)

歴史に大きく刻まれた「フランス革命」は、これ以後の世界史において、あらゆる革命の基本になった。 だがその革命勃発直後の1790年に、市民革命の代表的な事例として賞賛されたフランス革命に対して、大批判を展開...

2019年10月17日

米英首脳が大酷評した「フランス革命批判本」…“キワモノ”が歴史的名著となった理由

佐藤健志(作家/評論家)

米英首脳が大酷評した「フランス革命批判本」…“キワモノ”が歴史的名著となった理由

米英首脳が大酷評した「フランス革命批判本」…“キワモノ”が歴史的名著となった理由

佐藤健志(作家/評論家)

歴史に大きく刻まれた「フランス革命」は、これ以後の世界史において、あらゆる革命の基本になった。社会主義はもちろん、現在の日本における「改革」志向もこの革命に通じていると言える。 革命勃発直後の1790年に...

2019年10月16日

英国が「日英同盟」復活を急ぐ理由

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

英国が「日英同盟」復活を急ぐ理由

英国が「日英同盟」復活を急ぐ理由

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

※写真はイメージです。 欧州連合(EU)から離脱した英国とEUの交渉はコロナ禍を経て本格的な交渉が再開された。両者ともに「合意なき離脱」を回避しようと悪戦苦闘しているが、EUから抜けた後、英国はどうするつもりなの...

2019年10月03日

本当は「残留派」だったジョンソン首相

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

本当は「残留派」だったジョンソン首相

本当は「残留派」だったジョンソン首相

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

※画像はイメージです。 ハロウィーンの10月31日に設定した英国の欧州連合(EU)からの離脱の期限が迫る中、ジョンソン首相が9月中旬から10月中旬まで英議会の閉会を決めたことが違法かどうか問われた訴訟で、英最高裁は「...

2019年09月25日

マザコンでシスコン? 知られざる習近平の素顔

福島香織(ジャーナリスト)

マザコンでシスコン? 知られざる習近平の素顔

マザコンでシスコン? 知られざる習近平の素顔

福島香織(ジャーナリスト)

(写真は福島香織著『ウイグル人に何が起きているのか』より) 中国の国家主席習近平。経済大国中国の実質トップだ。G20で来日もしたが、日本人にとってはアメリカのトランプほど知られてはいない。経済政策うんぬんの...

2019年09月24日

「攻撃(テロ)再燃ある」元IRA民兵の警告

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

「攻撃(テロ)再燃ある」元IRA民兵の警告

「攻撃(テロ)再燃ある」元IRA民兵の警告

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

※プロテスタント系とカトリック系住民の衝突を避けるため、居住地域を隔てる通称「平和の壁」。北アイルランド・ベルファストにて(写真:岡部伸) ブレグジット(イギリスのEU離脱)を目指すボリス・ジョンソン首相。現在...

2019年09月22日

習近平の「暗殺未遂数」は歴代トップクラス

福島香織(ジャーナリスト)

習近平の「暗殺未遂数」は歴代トップクラス

習近平の「暗殺未遂数」は歴代トップクラス

福島香織(ジャーナリスト)

中国の国家主席習近平。氏が暗殺未遂にあった数は、歴代指導者のなかでも最高クラス。 中国では最後に9のつく年は厄災の年だというが、今年その身になにかが起こっても不思議ではない。ジャーナリスト福島香織氏が...

2019年09月21日

「重大情報」を入手した日本人スパイ・小野寺信…待ち受けていた“皮肉な結末”

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

「重大情報」を入手した日本人スパイ・小野寺信…待ち受けていた“皮肉な結末”

「重大情報」を入手した日本人スパイ・小野寺信…待ち受けていた“皮肉な結末”

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

駿台予備校の世界史講師として活躍しつつも、多数のベストセラーを世に送り出し注目を浴びる茂木誠氏。 その茂木氏が"古人類学による戦争の起源"から"21世紀の東アジアの未来"までをわかりやす...

2019年09月20日

安倍政権のほうが「低所得者に優しい」明確な根拠

吉松崇(経済金融アナリスト)

安倍政権のほうが「低所得者に優しい」明確な根拠

安倍政権のほうが「低所得者に優しい」明確な根拠

吉松崇(経済金融アナリスト)

フランスでの燃料税増税への反対デモ「黄色いベスト運動」のように、いま世界中で政治への不満が高まっている。その背景として、世界の政党の大きな変容が挙げられる。 かつて左派といえば、労働者の権利を守る集団...

2019年09月20日

国際法の日本vs歴史認識の韓国、相容れない対立の本質とは

篠田英朗(東京外国語大学教授)

国際法の日本vs歴史認識の韓国、相容れない対立の本質とは

国際法の日本vs歴史認識の韓国、相容れない対立の本質とは

篠田英朗(東京外国語大学教授)

写真:遠藤宏 日韓関係が「戦後最悪」と言われるほど悪化するなか、韓国は8月22日、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄を決定した。元徴用工問題を巡っても、日韓の主張はかみ合わない。東京外国語大学教授で国際政治学者...

2019年09月20日

ドイツ皇帝が「1人で20万人分の戦果」と絶賛した日本人スパイ…明石元二郎の功績

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

ドイツ皇帝が「1人で20万人分の戦果」と絶賛した日本人スパイ…明石元二郎の功績

ドイツ皇帝が「1人で20万人分の戦果」と絶賛した日本人スパイ…明石元二郎の功績

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

駿台予備校の世界史講師として活躍しつつも、多数のベストセラーを世に送り出し注目を浴びる茂木誠氏。 その茂木氏が"古人類学による戦争の起源"から"21世紀の東アジアの未来"までをわかりやす...

2019年09月20日

「負けるはずがない」イギリス「ワースト宰相」が犯した過ち

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

「負けるはずがない」イギリス「ワースト宰相」が犯した過ち

「負けるはずがない」イギリス「ワースト宰相」が犯した過ち

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

※写真はイメージです。 ブレグジット(イギリスのEU離脱)をめぐり、欧州情勢の混迷は深まるばかりだが、その原因をつくったのは、2016年6月に国民投票を実施したデーヴィッド・キャメロン元首相にあることは間違いない...

2019年09月18日

GSOMIA破棄の衝撃…日本が韓国に「勝つ」ために必要なこと

篠田英朗(東京外国語大学教授)

GSOMIA破棄の衝撃…日本が韓国に「勝つ」ために必要なこと

GSOMIA破棄の衝撃…日本が韓国に「勝つ」ために必要なこと

篠田英朗(東京外国語大学教授)

写真:遠藤宏 日韓関係が「戦後最悪」と言われるほど悪化するなか、韓国は8月22日、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄を決定した。日米韓の連携を揺るがしかねない今回の措置と日本の「勝算」について、東京外国語大学教...

2019年09月18日

“高学歴な人”ほど左派政党を支持する「先進国の現実」

吉松崇(経済金融アナリスト)

“高学歴な人”ほど左派政党を支持する「先進国の現実」

“高学歴な人”ほど左派政党を支持する「先進国の現実」

吉松崇(経済金融アナリスト)

フランスでの燃料税増税への反対デモ「黄色いベスト運動」のように、いま世界中で政治への不満が高まっている。その背景として、世界の政党の大きな変容が挙げられる。 かつて左派といえば、労働者の権利を守る集団...

2019年09月17日

「INF条約失効」でミサイル射程距離に入る日本の危機

能勢伸之(フジテレビ報道局上席解説委員)

「INF条約失効」でミサイル射程距離に入る日本の危機

「INF条約失効」でミサイル射程距離に入る日本の危機

能勢伸之(フジテレビ報道局上席解説委員)

(写真はイメージです) フジテレビにて報道局上席解説担当役を務める能勢伸之氏は長期に渡り防衛省問題担当し、各国の軍事情勢に精通している。その能勢は、アメリカと旧ソ連が締結していた通称「INF条約」がアメリカ...

2019年09月15日

イギリスのミカサストリートよ、永遠に

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

イギリスのミカサストリートよ、永遠に

イギリスのミカサストリートよ、永遠に

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

写真:「MIKASA ST」(ミカサ・ストリート) 撮影:岡部伸(以下同) 日露戦争の日本海海戦(1905年)で、ロシアのバルチック艦隊を撃破した連合艦隊の旗艦「三笠(みかさ)」。建造地である英イングランド北部の...

2019年09月13日

外務省の無名の働き手が示した、日本外交の“底力”

谷口智彦(内閣官房参与)

外務省の無名の働き手が示した、日本外交の“底力”

外務省の無名の働き手が示した、日本外交の“底力”

谷口智彦(内閣官房参与)

写真:遠藤宏 6月末の大阪G20には多くの首脳陣が集った。各国に気を配るG20を運営するのは容易ではない。それを完璧に運営したのは、わが国外務省の無名の働き手だった。内閣官房参与の谷口智彦氏が、大阪G20で世界に示し...

2019年09月12日

G20で話題になった「大阪トラック」とは何か

谷口智彦(内閣官房参与)

G20で話題になった「大阪トラック」とは何か

G20で話題になった「大阪トラック」とは何か

谷口智彦(内閣官房参与)

写真:遠藤宏 大阪G20において議長国だった日本は、データの自由流通に関して議論をスタートさせた。データが経済を動かす時代において、自由流通に関してのテーマは早急に議論を進める必要がある。日本がいかにして議論を...

2019年09月11日

総理の外交スピーチライターが明かす、G20成功の舞台裏

谷口智彦(内閣官房参与)

総理の外交スピーチライターが明かす、G20成功の舞台裏

総理の外交スピーチライターが明かす、G20成功の舞台裏

谷口智彦(内閣官房参与)

写真:遠藤宏 6月末に大阪でG20が開催された。国際組織に強い不信感を持つ米国、一体感を失った欧州、求心力に欠けたG20をどうまとめ直すか、議長国である日本に世界が注目した。内閣官房参与の谷口智彦氏が、G20で日本が...

×