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政治・外交

2020年01月16日

「靖国、歴史」で攻める中国・韓国…日本が引かないために必要な"意識と発信”

石澤靖治(学習院女子大学教授)

「靖国、歴史」で攻める中国・韓国…日本が引かないために必要な"意識と発信”

「靖国、歴史」で攻める中国・韓国…日本が引かないために必要な"意識と発信”

石澤靖治(学習院女子大学教授)

日本は「正義と世論形成を争奪する戦争」に後れを取ってしまったのか? 情報が瞬時にインターネットで拡散され、真偽を確認する前に国際世論が形成され、政策決定に影響を与える世界の現状において、日本は国家としての...

2020年01月14日

2020年「トランプ大統領の再選確実」を信じてはいけない

渡瀬裕哉(パシフィック・アライアンス総研所長)

2020年「トランプ大統領の再選確実」を信じてはいけない

2020年「トランプ大統領の再選確実」を信じてはいけない

渡瀬裕哉(パシフィック・アライアンス総研所長)

新聞や論壇誌、評論家のあいだでは、早くも2020年のアメリカ大統領選挙で「トランプ勝利」との見方がある。だが毎日、現地の世論調査や選挙動向を精査し続ける渡瀬裕哉氏は「現時点で明言すること自体がすでに?」と語る。...

2020年01月13日

中国批判に猛抗議する留学生…アメリカの有名大学を侵食する「孔子学院」

石澤靖治(学習院女子大学教授)

中国批判に猛抗議する留学生…アメリカの有名大学を侵食する「孔子学院」

中国批判に猛抗議する留学生…アメリカの有名大学を侵食する「孔子学院」

石澤靖治(学習院女子大学教授)

米中対立は言うまでもなく、近年の国際情勢の動きはこれまでになく激しく、大きい。覇権国アメリカの世論、文化、情報支配が揺らぎ、あるいは崩壊しつつある。 その裏には「習近平の中国」の恐るべき工作機関である...

2020年01月08日

汚名返上の博打の結末は? ある米民主党議員の失態

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

汚名返上の博打の結末は? ある米民主党議員の失態

汚名返上の博打の結末は? ある米民主党議員の失態

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

(上院議員の事務所に中国人スパイが入り込んでいた) 民主党の支持基盤の一つに女性層がある。同党は彼女たちに、セクハラ被害を積極的に訴える「ミーツー運動」を勧める。この運動の狙いには頷けなくもないが、性...

2020年01月06日

イランだけでなく中国にも…予測される「アメリカの厳しい制裁」

渡邉哲也(経済評論家)

イランだけでなく中国にも…予測される「アメリカの厳しい制裁」

イランだけでなく中国にも…予測される「アメリカの厳しい制裁」

渡邉哲也(経済評論家)

新年早々から世界戦争に発展しかねない危機が訪れた。 一方的な核合意離脱を端緒にしたアメリカとイランの対立は、ソレイマニ司令官殺害により最悪な事態へ進もうとしている。トランプ大統領の過激な発言にも注目が...

2020年01月03日

ヒラリーの創作したロシアゲート

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

ヒラリーの創作したロシアゲート

ヒラリーの創作したロシアゲート

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

※写真はイメージです。 トランプ「悪魔化」プロパガンダは、ロシアゲートから始まった。「トランプが勝利したのは、大統領選挙にロシア(プーチン)が介入していたからだ。トランプはプーチンの傀儡(かいらい)である。そ...

2020年01月02日

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

※写真はイメージです。 昨年末(12月18日)、米国下院は二つのトランプ大統領弾劾決議案を可決した。 第一の決議は、「ウクライナのゼレンスキー大統領に、米国からの支援金の拠出を保留すると脅して、2020年の大統...

2019年12月31日

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

※写真はイメージです。 トランプは、内政(とくに経済)も外交も、無難以上の舵取りで国民を喜ばせている。そうでありながら、彼の政治のほぼすべての場面で民主党は反対に回った。2018年の中間選挙ではたしかに下院だけは...

2019年12月24日

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

宮田昌明(文学博士)

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

宮田昌明(文学博士)

満洲事変とは何だったのか…満洲事変から支那事変を経て大東亜戦争に至る日本近代史を、長期的な歴史的文脈の中で、かつ、多面的・複合的な視点から再評価を試みた宮田昌明氏の新著『満洲事変』。 同書にて宮...

2019年12月23日

英国のEU離脱、FTA交渉難航で再び混乱も

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

英国のEU離脱、FTA交渉難航で再び混乱も

英国のEU離脱、FTA交渉難航で再び混乱も

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

( 月刊誌『Voice』2月号では、 産経新聞論説委員で前ロンドン支局長の岡部伸氏が在英3年半の経験を活かし、EUから離脱する英国の今後の動向を分析している。※写真はイメージです) 2019年12月12日の総選挙で...

2019年12月16日

「訪日韓国人が激減」でも、まったく心配いらないワケ

渡邉哲也(経済評論家)

「訪日韓国人が激減」でも、まったく心配いらないワケ

「訪日韓国人が激減」でも、まったく心配いらないワケ

渡邉哲也(経済評論家)

2019年12月10日付『日本経済新聞』朝刊の一面は、大きな話題を呼んだ。「価格が映す日本の停滞 ディズニーやダイソーが世界最安値」という見出しを立て、他の世界都市に比べ、いかに日本のモノやサービスなどの価格が安...

2019年12月12日

警察発表「死者はいない」を香港市民はもう信じない

福島香織(ジャーナリスト)

警察発表「死者はいない」を香港市民はもう信じない

警察発表「死者はいない」を香港市民はもう信じない

福島香織(ジャーナリスト)

ジャーナリストの福島香織氏は、「香港の法治はすでに死んでいる」と断ずる。警察は市民に信用されておらず、警察の暴力は、一般市民や外国人にも無差別に振るわれる、無法状態にあるという。 月刊誌『Voice』12月...

2019年12月10日

激化する香港警察の暴力…デモ隊が見せた「ブルース・リーの精神」

福島香織(ジャーナリスト)

激化する香港警察の暴力…デモ隊が見せた「ブルース・リーの精神」

激化する香港警察の暴力…デモ隊が見せた「ブルース・リーの精神」

福島香織(ジャーナリスト)

ジャーナリストの福島香織氏は、「香港の法治はすでに死んでいる」と断ずる。警察は市民に信用されておらず、警察の暴力は、一般市民や外国人にも無差別に振るわれる、無法状態にあるという。香港は再び法治と自由と民主...

2019年12月04日

習近平が世界地図の上に引いた“2本の線”の意味

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

習近平が世界地図の上に引いた“2本の線”の意味

習近平が世界地図の上に引いた“2本の線”の意味

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

※画像はイメージです。 習近平が打ち出した海の新しいシルクロードというのは、現在のアメリカ海軍の世界戦略を真似た海軍力による中国本土防衛計画である。海のシルクロードとは、すなわちシーレーンの確保である。 ...

2019年11月22日

文政権が引き起こした反乱 韓国の新聞社で勃発した「記事削除事件」

下川正晴(著述業・元毎日新聞ソウル支局長)

文政権が引き起こした反乱 韓国の新聞社で勃発した「記事削除事件」

文政権が引き起こした反乱 韓国の新聞社で勃発した「記事削除事件」

下川正晴(著述業・元毎日新聞ソウル支局長)

韓国釈迦の世代間葛藤を浮き彫りにし、中間層を文在寅政権から離反させた曺国事態(チョグクサテ)。韓国国内の構造的変化を日本のメディアは伝えきれたのか? 元毎日新聞ソウル支局長の下川正晴氏は、月刊誌『Voic...

2019年11月22日

李承晩大統領は反日の政治家ではなかった! ベストセラー『反日種族主義』著者が語る日韓の歴史

李栄薫(ソウル大学元教授)&洪ヒョン(『統一日報』主幹)

李承晩大統領は反日の政治家ではなかった! ベストセラー『反日種族主義』著者が語る日韓の歴史

李承晩大統領は反日の政治家ではなかった! ベストセラー『反日種族主義』著者が語る日韓の歴史

李栄薫(ソウル大学元教授)&洪ヒョン(『統一日報』主幹)

文在寅政権の「官製反日」政策にもかかわらず、韓国でベストセラーになった李栄薫氏(ソウル大学元教授、落星台経済研究所所長)の編著『反日種族主義』。過去にこだわり、賠償請求を繰り返す精神の腐敗はなぜ終わらない...

2019年11月18日

「人殺しが日常」だった16世紀ヨーロッパ…権力者は何を奪い合っていたのか?

倉山満(憲政史研究家)

「人殺しが日常」だった16世紀ヨーロッパ…権力者は何を奪い合っていたのか?

「人殺しが日常」だった16世紀ヨーロッパ…権力者は何を奪い合っていたのか?

倉山満(憲政史研究家)

憲政史研究家の倉山満氏は、今こそ日本は16世紀オランダの法学者、フーゴー・グロティウスの思想に学ぶべきと提唱する。 教皇、皇帝、国王、貴族という一握りの特権階級が支配者だった時代のヨーロッパは「人殺し」...

2019年11月16日

河野克俊&村田晃嗣 「専守防衛を再考せよ」

河野克俊(第五代統合幕僚長)&村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

河野克俊&村田晃嗣 「専守防衛を再考せよ」

河野克俊&村田晃嗣 「専守防衛を再考せよ」

河野克俊(第五代統合幕僚長)&村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本 安倍政権「最後の課題」ともいえる憲法改正は今後も重要な論点である。では、自衛隊明記と国防軍の保持は何が違うのか。日本の基本的防衛戦略である「専守防衛」は維持すべきなのか。前統合幕僚長の河野克...

2019年11月16日

欧州に混乱を巻き起こしたロシアの謀略

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

欧州に混乱を巻き起こしたロシアの謀略

欧州に混乱を巻き起こしたロシアの謀略

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

※画像はイメージです。 2016年の国民投票でEUからの離脱を決めながら、いまだに退出のかたちを決められず、混沌が続く英国。その対応を巡って混迷をきわめるEUを高笑いで眺めているだろう人物がいる。14 年のク...