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政治・外交

2024年12月23日

ヒンドゥー至上主義が台頭するインドで「ナチスが礼賛されている」背景

荒巻豊志(東進ハイスクール講師)

ヒンドゥー至上主義が台頭するインドで「ナチスが礼賛されている」背景

ヒンドゥー至上主義が台頭するインドで「ナチスが礼賛されている」背景

荒巻豊志(東進ハイスクール講師)

現代のインドで台頭するヒンドゥー至上主義。それに伴って、"イスラームがインドを裏で支配している"といった陰謀論的思考が広がりを見せているという。東進ハイスクール講師の荒巻豊志氏による書籍 『紛争から読む...

2024年12月18日

戦後ドイツはナチス時代を反省したのか? 政府が「多くの党員を免責した」理由

荒巻豊志(東進ハイスクール講師)

戦後ドイツはナチス時代を反省したのか? 政府が「多くの党員を免責した」理由

戦後ドイツはナチス時代を反省したのか? 政府が「多くの党員を免責した」理由

荒巻豊志(東進ハイスクール講師)

第二次世界大戦後のドイツは、ホロコーストへの反省を強調する一方で、戦争犯罪の全体像を曖昧にし、多くのドイツ人を免責してきた。植民地としていた国々に対する補償も、選択的かつ限定的であったという。東進ハイスクール...

2024年12月16日

習近平が仕掛ける「沖縄に対する浸透工作」 大っぴらに内政干渉を行う中国の目論見

益尾知佐子(国際政治学者),安田峰俊(紀実作家)

習近平が仕掛ける「沖縄に対する浸透工作」 大っぴらに内政干渉を行う中国の目論見

習近平が仕掛ける「沖縄に対する浸透工作」 大っぴらに内政干渉を行う中国の目論見

益尾知佐子(国際政治学者),安田峰俊(紀実作家)

昨今、中国政府は沖縄に対して浸透工作を仕掛けているという。なぜ沖縄が狙われているのか? 国際政治学者の益尾知佐子氏と紀実作家の安田峰俊氏の対談を 『Voice』 2024年12月号より紹介する。 ※本稿は、 『Voice』...

2024年12月13日

現地で見た「中国経済暗転の兆し」 ハイテク産業にも迫るバブル崩壊の足音

リチャード・ヤーロー(ハーバード大学ケネディスクール・フェロー)

現地で見た「中国経済暗転の兆し」 ハイテク産業にも迫るバブル崩壊の足音

現地で見た「中国経済暗転の兆し」 ハイテク産業にも迫るバブル崩壊の足音

リチャード・ヤーロー(ハーバード大学ケネディスクール・フェロー)

中国の不動産バブル崩壊は日本においても大きく報道された。国内経済は不調に陥っているイメージがあるが、実態はどうなのか?  『Voice』 2024年12月号では、ハーバード大学ケネディスクール・フェローのリチャード・ヤ...

2024年12月11日

深圳事件の背景には何があったのか? 中国政府が押した「対日批判スイッチ」

益尾知佐子(国際政治学者),安田峰俊(紀実作家)

深圳事件の背景には何があったのか? 中国政府が押した「対日批判スイッチ」

深圳事件の背景には何があったのか? 中国政府が押した「対日批判スイッチ」

益尾知佐子(国際政治学者),安田峰俊(紀実作家)

深圳で日本人男児が刺殺された事件の背景には何があったのか。国際政治学者の益尾知佐子氏と紀実作家の安田峰俊氏によれば「従来とは異なる現象が背後に存在する」と語る。両氏の対談を 『Voice』 2024年12月号より紹介する。...

2024年12月09日

なぜ中国でインフラ建設ブーム? ムダな公共施設を整える「政府の奇妙な動向」

リチャード・ヤーロー(ハーバード大学ケネディスクール・フェロー)

なぜ中国でインフラ建設ブーム? ムダな公共施設を整える「政府の奇妙な動向」

なぜ中国でインフラ建設ブーム? ムダな公共施設を整える「政府の奇妙な動向」

リチャード・ヤーロー(ハーバード大学ケネディスクール・フェロー)

現在の中国では公共建設ブームが過熱しているという。不景気の中でも「無駄なインフラ建設」を続ける理由とは? 『Voice』 2024年12月号では、ハーバード大学ケネディスクール・フェローのリチャード・ヤーロー氏に現地でみた...

2024年11月29日

日本のテロ対策は充分なのか? 警戒すべき「国際的紛争が持ち込まれる」可能性

宮坂直史(国際政治学者)

日本のテロ対策は充分なのか? 警戒すべき「国際的紛争が持ち込まれる」可能性

日本のテロ対策は充分なのか? 警戒すべき「国際的紛争が持ち込まれる」可能性

宮坂直史(国際政治学者)

日本でテロを防ぐには「国際と国内の動きを連結させて分析する必要がある」と、国際政治学者の宮坂直史氏は語る。いま政府に求められる対策とは?  ※本稿は、 『Voice』 2024年10月号より、より抜粋・編集した内容を...

2024年10月24日

民主党が勝つのは「共和党がコケた時だけ」 南北戦争から続いた、大統領選のジンクス

神野正史(元河合塾世界史講師)

民主党が勝つのは「共和党がコケた時だけ」 南北戦争から続いた、大統領選のジンクス

民主党が勝つのは「共和党がコケた時だけ」 南北戦争から続いた、大統領選のジンクス

神野正史(元河合塾世界史講師)

1920年代の「狂騒の20年代」と呼ばれる繁栄期、共和党政権は絶頂期を迎えた。しかし、その裏では政治腐敗が蔓延し、世界大恐慌という未曾有の危機も到来...。繁栄と崩壊が表裏一体であることを示す、痛烈な歴史について、書籍...

2024年10月23日

橋下徹が指摘する、「カネがなければ政治をしない」日本の歪んだ現実

橋下徹(元大阪府知事)

橋下徹が指摘する、「カネがなければ政治をしない」日本の歪んだ現実

橋下徹が指摘する、「カネがなければ政治をしない」日本の歪んだ現実

橋下徹(元大阪府知事)

日本の政治家と、他の国の政治家を比べてみると、大きな違いが見えてくる。例えば、西欧諸国の地方議員の多くはボランティア活動に近い形で政治に関わっている。一方、日本の国会議員は多額の報酬や特権を受け取ることが一般...

2024年10月21日

米ソの雪融けから一転...大統領選で、民主党に勝利をもたらした「共和党のしくじり」

神野正史(元河合塾世界史講師)

米ソの雪融けから一転...大統領選で、民主党に勝利をもたらした「共和党のしくじり」

米ソの雪融けから一転...大統領選で、民主党に勝利をもたらした「共和党のしくじり」

神野正史(元河合塾世界史講師)

アイゼンハワー大統領がフルシチョフとの握手で"雪解け"をアピールしたのも束の間、U2型機撃墜事件が勃発し、米ソ関係は再び緊張状態に...。その後もキューバ危機や、ヴェトナム戦争での北爆など、"緊張"...

2024年10月18日

橋下徹が、政治家時代に感じた「嫌いな権力者にNO!と言える」日本の素晴らしさ

橋下徹(元大阪府知事)

橋下徹が、政治家時代に感じた「嫌いな権力者にNO!と言える」日本の素晴らしさ

橋下徹が、政治家時代に感じた「嫌いな権力者にNO!と言える」日本の素晴らしさ

橋下徹(元大阪府知事)

政治家の裏金問題など、政治に対する不信感が広がっている。政治家は本当に必要なのか、選挙に行く意味はあるのか...そんな疑問を抱く人も多いだろう。そんな中でも橋下徹氏は「日本の政治システムは素晴らしい」と語る。その...

2024年10月16日

ソ連崩壊後、政党ではなく「TV討論会で大統領を選ぶ」ようになったアメリカ国民

神野正史(元河合塾世界史講師)

ソ連崩壊後、政党ではなく「TV討論会で大統領を選ぶ」ようになったアメリカ国民

ソ連崩壊後、政党ではなく「TV討論会で大統領を選ぶ」ようになったアメリカ国民

神野正史(元河合塾世界史講師)

17世紀以降、欧州の国際秩序は変化を続け、ソ連解体後には「アメリカ一極体制」が成立した。このアメリカ体制は、「共和党・民主党」のそれぞれの政党の色を曖昧にし、大統領選挙の結果にも影響をもたらした。現代の政治状況...

2024年10月15日

若者が選挙に行かないと何が問題? 橋下徹がそれでも投票を勧める訳

橋下徹(元大阪府知事)

若者が選挙に行かないと何が問題? 橋下徹がそれでも投票を勧める訳

若者が選挙に行かないと何が問題? 橋下徹がそれでも投票を勧める訳

橋下徹(元大阪府知事)

若者の「政治離れ」「投票率の低さ」がしばしば指摘されるが、選挙に行かないと何が問題なのか? 橋下徹氏は「投票所に行かないということは、どんな社会になっても別にいいよと放り投げているのと同じ」だと言う。選挙の本当...

2024年10月11日

橋下徹が解説する、日本で「国民が首相を直接選べない」理由

橋下徹(元大阪府知事)

橋下徹が解説する、日本で「国民が首相を直接選べない」理由

橋下徹が解説する、日本で「国民が首相を直接選べない」理由

橋下徹(元大阪府知事)

日本の政治システムは、国民が国会議員を選んだ上で、その議員たちが首相を選ぶという仕組みになっている。なぜ、このような複雑な手法をとっているのか? 本稿では、日本の政治システムのメリット・デメリットを、橋下徹氏に...

2024年10月10日

アメリカ大統領選挙の基本「共和党と民主党の二大政党制」が成立した経緯とは?

神野正史(元河合塾世界史講師)

アメリカ大統領選挙の基本「共和党と民主党の二大政党制」が成立した経緯とは?

アメリカ大統領選挙の基本「共和党と民主党の二大政党制」が成立した経緯とは?

神野正史(元河合塾世界史講師)

現代のアメリカ政治を語る上で欠かせない二大政党制。その起源は、建国初期の政治対立にまで遡る。連邦派と反連邦派の対立、そしてフランス革命がアメリカに与えた影響など、現代の政治状況を理解する上で重要な歴史的背景に...

2024年09月24日

世界をリードする国へ~小林鷹之が訴える「この国のかたち」

小林鷹之(衆議院議員)

世界をリードする国へ~小林鷹之が訴える「この国のかたち」

世界をリードする国へ~小林鷹之が訴える「この国のかたち」

小林鷹之(衆議院議員)

40代で自民党総裁選に立候補した小林鷹之氏は、日本をどうしたいのか。「国益第一、保守の思想のもと、国際社会から信頼され、世界をリードする国をつくる。これこそが私の目指す日本の未来である」。団塊ジュニア世代の総理...

2024年09月20日

2075年の日本は「世界12位」に~ 小林鷹之が記す外交立て直し戦略

小林鷹之(衆議院議員)

2075年の日本は「世界12位」に~ 小林鷹之が記す外交立て直し戦略

2075年の日本は「世界12位」に~ 小林鷹之が記す外交立て直し戦略

小林鷹之(衆議院議員)

中国の経済規模は日本の4倍以上となり、背中も見えない状況だ。2024年にはドイツに抜かれて4位となり、25年にはインドに抜かれることが確実と言われる。わが国はどこへ向かうべきなのか。自民党総裁選に出馬した40代の総理候...

2024年09月13日

米中覇権争いの原点はアヘン戦争...トランプに欠けていた「中国人の近代史観」

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

米中覇権争いの原点はアヘン戦争...トランプに欠けていた「中国人の近代史観」

米中覇権争いの原点はアヘン戦争...トランプに欠けていた「中国人の近代史観」

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問の宮家邦彦氏は、米中覇権競争の歴史的背景は、アヘン戦争にまで遡ると指摘する。トランプ氏の再選可能性を踏まえ、氏の中国観が今後の米中関係にもたらす影響について、書籍 『気...

2024年09月10日

なぜトランプは圧倒的な支持を得るのか? 背景にあった「IT革命」敗者の怒り

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

なぜトランプは圧倒的な支持を得るのか? 背景にあった「IT革命」敗者の怒り

なぜトランプは圧倒的な支持を得るのか? 背景にあった「IT革命」敗者の怒り

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

なぜ、トランプはここまでの圧倒的な支持を得ているのか? キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問の宮家邦彦氏は、その背景には1990年代以降の米国社会の構造的変化があるという。本稿では書籍 『気をつけろ、トランプの...

2024年09月03日

安倍元首相なきいま、日本にトランプ氏と対抗できる政治家はいるのか?

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

安倍元首相なきいま、日本にトランプ氏と対抗できる政治家はいるのか?

安倍元首相なきいま、日本にトランプ氏と対抗できる政治家はいるのか?

宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問)

トランプ氏はかつて、「安倍元首相は私の友人であり、同盟相手で、素晴らしい愛国者だった」(2022年7月8日)とSNSに投稿した。トランプ氏との外交に成功した安倍晋三元首相が亡くなった今、日本の政治家がとるべきトランプ流...