「侵略的な覇権主義路線」に走り出した習近平...政権3期目が最も危険なワケ
「侵略的な覇権主義路線」に走り出した習近平...政権3期目が最も危険なワケ
かの毛沢東は、周辺民族と国々に対する侵略戦争に明け暮れた。それは、周辺民族を支配下に置いて、彼らから「臣服」を受けることが皇帝の証明だったからである。そしていま再び、中国の独裁権力者である習近平は、毛沢東...
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かの毛沢東は、周辺民族と国々に対する侵略戦争に明け暮れた。それは、周辺民族を支配下に置いて、彼らから「臣服」を受けることが皇帝の証明だったからである。そしていま再び、中国の独裁権力者である習近平は、毛沢東...
習近平が推し進めた「腐敗撲滅運動」は、本気で腐敗を撲滅するための運動ではなかった。それはあくまでも、政敵たちを排除していくための武器にすぎなかった。それは同時に共産党幹部に「絶対服従」を強いる脅しとしても...
始皇帝が戦国時代の中国を統一し、自らを皇帝と称して建国した秦は、実はそれまでの王朝とはまったく違う中央集権国家だった。しかし、強大なはずの秦はわずか15年で滅んでしまう。始皇帝の誤算とは何だったのか? ...
中国で1911年に清朝が倒された辛亥革命から110年となるのを記念する式典が2021年10月9日、北京の人民大会堂で開かれ、習近平国家主席が演説。「祖国の完全な統一という歴史的な任務は必ず実現しなければならないし、実現...
写真: 吉田和本 『三国志』の時代は、大量殺戮が日常的な風景となっている大乱世でもある。黄巾の乱(184年)が始まる前の後漢王朝末期に5000万人もいた人口は、乱世の終わりには1000万人程度しか残らなかった。5人...
トランプ大統領の方針のもと、アメリカは中近東から中国方面に軍事プレゼンスを移行している。これを警戒する中国は、11月の大統領選に向けて、トランプ氏に「ネガティヴ・キャンペーン」を仕掛けているという。そのため...
古来、天皇や王の役割は疫病を鎮める祈祷にあった。ところが現代中国の「王」は疫病を鎮めるどころか、世界中にウイルスを拡散させてしまった。地球に宿痾をもたらす「病」を中国評論の石平氏、縄文文化に通じた関裕二氏...
中国評論で名高い石平氏は、魏・呉・蜀が対立と盛衰を繰り広げた三国時代を、コロナウイルスに覆われた21世紀と同じ「乱世」と見る。近著『石平の裏読み三国志』より、希代の英雄・曹操とトランプの共通点を明らかにする...
源義経、楠木正成、西郷南洲……自己保身を求めず、清廉潔白を貫いた典型的な「日本武士」たちは、東洋的教養人の典型でもあった。武士の魂と儒教の理念と禅の境地が結合して渾然一体となり、つくり上げられ...
<<評論家の石平(せき・へい)氏が先日発表した著書『中国をつくった12人の悪党たち』。同書は英雄譚、美談に彩られた中国史上の英雄たちの正体と陰謀の数々を解き明かす意欲作である。 中国の激しい権力闘争を生...
(イラスト:斎藤稔) <<評論家の石平(せき・へい)氏は、近著『中国をつくった12人の悪党たち』でこう述べている。 「腹の黒い悪党ほど権力を握って天下を取るのは中国史上の鉄則であって、中国の歴史と中国...
(イラスト:斎藤稔) <<評論家の石平(せき・へい)氏は、近著『中国をつくった12人の悪党たち』でこう述べている。 「腹の黒い悪党ほど権力を握って天下を取るのは中国史上の鉄則であって、中国の歴史と中国...
<<評論家の石平(せき・へい)氏は近著『なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか』(PHP新書)にて、多くの日本人が常識だと考える「論語=儒教」に対して、疑問を呈している。 日本と中国の国民性の...
<<<<評論家の石平(せき・へい)氏は近著『なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか』(PHP新書)にて、多くの日本人が常識だと考える「論語=儒教」に対して、疑問を呈している。 そんな石平氏が月刊誌「V...
<<評論家の石平(せき・へい)氏は近著『なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか』にて、多くの日本人が常識だと考える「論語=儒教」に対して、疑問を呈している。 自身が幼少の頃に、祖父の摩訶不思議な「...
<<評論家の石平(せき・へい)氏は近著『なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか』にて、多くの日本人が常識だと考える「論語=儒教」に対して、疑問を呈している。 自身が幼少の頃に、祖父の摩訶不思議な「...
米中貿易戦争の激化に国内からの批判など、習近平政権が窮地に立たされている。一方、トランプ大統領は思わぬ形で「第二のレーガン」をめざしていた。11月6日のアメリカ中間選挙が近づくなか、中国問題に詳しい石平氏と福...
一帯一路に加担してはいけない 石 対米外交や一帯一路の失敗を挽回するために、習近平はいま日本に泣きついています。伝統的に中国は、アメリカとの関係が悪化すると日本に接近する傾向がある。逆にア...
金正恩主演、文在寅脚本のロマンス 石 米朝首脳会談開催については二転三転しましたが、私は今年2月に行なわれた平昌オリンピックが1つの契機だったと見ています。五輪以降、韓国が北朝鮮のペースに呑み込まれてしまっ...
「中華コンプレックス」を超えて ―― これからの日中関係を考えるうえで 『なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか』 で展開されたような思想史を振り返ることは、どんな意味をもつでしょうか。 石 ...
日本と中国はまさに正反対の精神性 ── 本書 『なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか』 の執筆の背景について教えてください。 石 いまからおよそ25年前、神戸大学大学院に留学したとき、日本の思想...
「関ケ原合戦」は戦争とは呼べない ―― 本書 『なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか』 には、中華思想の背景には、儒教特有の「天命思想」や「徳治主義」があると指摘されています。 石 天...
米中「G2」時代をどう生き抜くか 石 尖閣諸島に加えて沖縄も狙っている中国に日本はどう対峙するか。安倍晋三首相と習近平主席は2017年11月11日、ベトナムのダナンで首脳会談を行ないました。習近平が、20...
アジア諸国を歴訪中の米トランプ大統領は11月8日から中国を訪問し、習近平国家主席から厚遇を受けた。北朝鮮問題をめぐる議論に注目が集まる一方、共産党大会を終えて権力基盤を固めた習主席は、今後どのような対日政策を行なう...
本稿は『Voice』2017年9月号、石平氏の「儒教の」を一部、抜粋したものです) 中国に災いをもたらした「儒教の毒」 漢王朝の時代から現代に至るまで、中国周辺の民族や国々に大きな災いをもたらし...
更新:11月21日 00:05