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政治・外交

2021年03月31日

社会主義精神が強く「赤い牧師」といわれたメルケルの父・カスナー

川口マーン惠美(作家/評論家/ドイツ在住)

社会主義精神が強く「赤い牧師」といわれたメルケルの父・カスナー

社会主義精神が強く「赤い牧師」といわれたメルケルの父・カスナー

川口マーン惠美(作家/評論家/ドイツ在住)

ドイツ連邦首相府 「世界で一番影響力のある女性」アンゲラ・メルケル首相。だがドイツではいま、言論の自由が失われつつあるという。彼女が無名だった東西ドイツ時代の状況から、その政治的本質を浮かび上がらせる...

2021年03月25日

習近平が台湾攻撃に熱心な理由

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

習近平が台湾攻撃に熱心な理由

習近平が台湾攻撃に熱心な理由

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

軍事的に見れば台湾海峡は、中国にとって越えることのできないレッドラインになっている。中国が台湾を自分たちのものだと主張する国際的な根拠はまったくない。このことを、日本政府をはじめ世界の政府がはっきりと明言...

2021年03月15日

意見が違うだけで「売国奴」と罵るユーザー…河野太郎が考えるSNS時代の“礼節”

河野太郎(行政改革担当大臣)&宮田裕章(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授)

意見が違うだけで「売国奴」と罵るユーザー…河野太郎が考えるSNS時代の“礼節”

意見が違うだけで「売国奴」と罵るユーザー…河野太郎が考えるSNS時代の“礼節”

河野太郎(行政改革担当大臣)&宮田裕章(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授)

(写真:まるやゆういち[左]、吉田和本[右]) 新型コロナ禍で日本の課題が浮き彫りになるなか、政治家の「言葉の力」にも注目が集まった。政治と国民はいかなるコミュニケーションをとるべきか。行政・規制改革担...

2021年03月12日

「長時間労働を強いられる官僚」を縛り付ける“昭和のシステム”

河野太郎(行政改革担当大臣)&宮田裕章(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授)

「長時間労働を強いられる官僚」を縛り付ける“昭和のシステム”

「長時間労働を強いられる官僚」を縛り付ける“昭和のシステム”

河野太郎(行政改革担当大臣)&宮田裕章(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授)

(写真:まるやゆういち[左]、吉田和本[右]) 新型コロナ禍で日本のデジタル化の遅れが浮き彫りになった。一方で、厚生労働省とLINEによる「新型コロナウイルス感染症対策のための全国調査」等、先進的な取り組み...

2021年03月10日

「OECD最下位の日本」も…デジタル化の周回遅れを取り戻すチャンスが来た

河野太郎(行政改革担当大臣)&宮田裕章(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授)

「OECD最下位の日本」も…デジタル化の周回遅れを取り戻すチャンスが来た

「OECD最下位の日本」も…デジタル化の周回遅れを取り戻すチャンスが来た

河野太郎(行政改革担当大臣)&宮田裕章(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授)

(写真:まるやゆういち[左]、吉田和本[右]) DX、危機管理、政治コミュニケーション――。新型コロナ禍で日本の課題が浮き彫りになった。各国でワクチン接種が進むなか、日本の戦略とは。行政・規制改革担当とワク...

2021年02月06日

台湾のデジタル担当大臣が「李登輝元総統から学んだこと」

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)

台湾のデジタル担当大臣が「李登輝元総統から学んだこと」

台湾のデジタル担当大臣が「李登輝元総統から学んだこと」

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)

蔡英文政権でデジタル担当大臣を務め、近隣店舗のマスク在庫を把握できる「マスクマップ」の開発を主導したことで知られるオードリー・タン氏。同氏の底知れない知性や哲学には、台湾の民主主義の礎を築いた李登輝元総統...

2021年01月01日

「世界が注目する台湾の頭脳」オードリー・タンが抱く、日本への特別な思い

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)

「世界が注目する台湾の頭脳」オードリー・タンが抱く、日本への特別な思い

「世界が注目する台湾の頭脳」オードリー・タンが抱く、日本への特別な思い

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)

蔡英文政権でデジタル担当大臣を務め、近隣店舗のマスク在庫を把握できる「マスクマップ」の開発を主導したことで知られるオードリー・タン氏。彼女のルーツを探ると、そこには日本との深い関わりがあった。自身の日本に...

2020年12月30日

オードリー・タン「ひまわり学生運動は大災害級のうねりだった」

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)

オードリー・タン「ひまわり学生運動は大災害級のうねりだった」

オードリー・タン「ひまわり学生運動は大災害級のうねりだった」

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)

蔡英文政権でデジタル担当大臣を務め、近隣店舗のマスク在庫を把握できる「マスクマップ」の開発を主導したことで知られるオードリー・タン氏。同氏が本格的に政治に参画したのは、2014年の「ひまわり学生運動」がきっか...

2020年12月28日

台湾の「天才デジタル担当大臣」がドラえもんの“コスプレ”をした理由

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)

台湾の「天才デジタル担当大臣」がドラえもんの“コスプレ”をした理由

台湾の「天才デジタル担当大臣」がドラえもんの“コスプレ”をした理由

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)

新型コロナ禍が世界を襲うなか、封じ込めに成功したのが台湾である。蔡英文政権でデジタル担当大臣を務めるオードリー・タン氏は、近隣店舗のマスク在庫を把握できる「マスクマップ」の開発を主導したことで国内外から称...

2020年11月30日

トランプ政権は誰が生み出したのか? 世界史から学ぶ「シーソーゲーム」

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

トランプ政権は誰が生み出したのか? 世界史から学ぶ「シーソーゲーム」

トランプ政権は誰が生み出したのか? 世界史から学ぶ「シーソーゲーム」

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

トランプ氏ほど、毀誉褒貶の激しい人物も珍しい。今後も、彼は我々の記憶に強烈に残るだろう。時代は、なぜトランプという人物を生み出したのか。時事問題にも詳しい大人気世界史科講師の茂木誠氏は、こう解説する。 ...

2020年11月28日

事態はより深刻に…「米中冷戦」の背景にある“中国の宗教問題”

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

事態はより深刻に…「米中冷戦」の背景にある“中国の宗教問題”

事態はより深刻に…「米中冷戦」の背景にある“中国の宗教問題”

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

トランプ、バイデン両氏のどちらが大統領になっても、米中冷戦は続くと見られる。ただ、貿易摩擦よりも、もっと根深い問題がある――。そう指摘するのは、大人気世界史科講師の茂木誠氏だ。その問題とはいったい。 ※...

2020年11月27日

トランプ氏が「20ドル紙幣のデザイン変更」を中止させた理由

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

トランプ氏が「20ドル紙幣のデザイン変更」を中止させた理由

トランプ氏が「20ドル紙幣のデザイン変更」を中止させた理由

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

トランプvs.バイデンの米大統領選は世界中からの注目を集めた。ただ、米大統領選の本質を理解するには、共和党と民主党の“生い立ち”から知る必要がありそうだ。大人気世界史科講師の茂木誠氏によると、アメリ...

2020年11月25日

「右派」vs.「左派」では、もはや世界は読み解けないワケ

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

「右派」vs.「左派」では、もはや世界は読み解けないワケ

「右派」vs.「左派」では、もはや世界は読み解けないワケ

茂木誠(駿台予備学校世界史科講師)

今、世界中で大分断が進んでいる。しかも様々な思想が入り乱れ、対立構造が非常に複雑にわかりづらくなっている。そこでカリスマ予備校世界史科講師であり、時事問題に詳しい茂木誠氏に、現在の複雑な世界情勢をシンプル...

2020年11月13日

テレ朝アナ・小松靖「コロナ報道はもう少し抑制的であるべきだった」

小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

テレ朝アナ・小松靖「コロナ報道はもう少し抑制的であるべきだった」

テレ朝アナ・小松靖「コロナ報道はもう少し抑制的であるべきだった」

小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

SNSの台頭や新型コロナ禍により、マスメディアの役割が問われている。テレビ朝日アナウンサーの小松靖さんは、“忖度”することなく出演者のコメントにツッコミを入れる姿が印象的だ。コロナ禍で問われるテレビ...

2020年11月12日

「反権力がジャーナリズムなのか」テレ朝屈指の“忖度しない”アナウンサーが切り込む

小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

「反権力がジャーナリズムなのか」テレ朝屈指の“忖度しない”アナウンサーが切り込む

「反権力がジャーナリズムなのか」テレ朝屈指の“忖度しない”アナウンサーが切り込む

小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

SNSの台頭や新型コロナ禍により、マスメディアの役割が問われている。テレビ朝日アナウンサーの小松靖さんは、“忖度”することなく出演者のコメントにツッコミを入れる姿が印象的だ。ネットで話題となった某ジ...

2020年11月04日

「大阪都構想」消滅…勝敗を分けたメディアの“反対派記事”攻勢

竹内謙礼

「大阪都構想」消滅…勝敗を分けたメディアの“反対派記事”攻勢

「大阪都構想」消滅…勝敗を分けたメディアの“反対派記事”攻勢

竹内謙礼

《大阪府、大阪市の住民のみならず、日本中から注目を集めた「大阪都構想」の賛否を問う住民投票。政令指定都市である大阪市を廃止して4つの特別区に再編するというものだったが、結果は僅差で「否決」に終わった。 ...

2020年11月02日

「中国だけは許さない」米大統領選挙の直後に起こる“変化”

渡邉哲也(経済評論家)

「中国だけは許さない」米大統領選挙の直後に起こる“変化”

「中国だけは許さない」米大統領選挙の直後に起こる“変化”

渡邉哲也(経済評論家)

2020年11月3日に予定されるアメリカ大統領選挙。結果の如何では、経済への影響はもちろん、日本や中国との関係性にも大きな変化がもたらされる。果たして、トランプ氏、バイデン氏どちらが勝利するのか。そしてそのあとの...

2020年11月02日

「地方移住」は理想にすぎない? “東京脱出”が叶わない2つの要因

曽我謙悟(京都大学大学院法学研究科教授)

「地方移住」は理想にすぎない? “東京脱出”が叶わない2つの要因

「地方移住」は理想にすぎない? “東京脱出”が叶わない2つの要因

曽我謙悟(京都大学大学院法学研究科教授)

コロナ禍で在宅勤務やリモートワークが推奨され、「東京―地方」の格差は解消されるとの予見もある。しかし、コロナ禍だけでは“一極集中”から脱却できない、国の構造的な課題があった――。 ※本稿は『Voic...

2020年10月30日

進まぬ「東京一極集中」解消…なぜ“住みにくい東京”に京阪神からも人が流入するのか?

曽我謙悟(京都大学大学院法学研究科教授)

進まぬ「東京一極集中」解消…なぜ“住みにくい東京”に京阪神からも人が流入するのか?

進まぬ「東京一極集中」解消…なぜ“住みにくい東京”に京阪神からも人が流入するのか?

曽我謙悟(京都大学大学院法学研究科教授)

コロナ禍で在宅勤務やリモートワークが推奨され、人々が東京から地方へ移るという見かたがある。しかし、戦後から続く「地域間再分配」制度は、メスの入れようのない根深さだった――。 ※本稿は『Voice』2020年11?号...

2020年10月29日

「大阪都構想、何としても実現する」 政治生命を懸けた松井一郎市長の“覚悟”

松井一郎(日本維新の会代表・大阪市長)

「大阪都構想、何としても実現する」 政治生命を懸けた松井一郎市長の“覚悟”

「大阪都構想、何としても実現する」 政治生命を懸けた松井一郎市長の“覚悟”

松井一郎(日本維新の会代表・大阪市長)

11月1日、大阪都構想の是非を巡る住民投票が実施される。2015年の住民投票では僅差で否決され、当時の橋下徹市長は政治家を引退した。新型コロナ禍にあるいま、大阪都構想は大阪市民・府民の生活をどう変えるのか。日本に...