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政治・外交

2020年09月07日

「ポスト安倍」の時代、コロナ対策に当たる霞が関の“働き方改革”が必要な理由

松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)

「ポスト安倍」の時代、コロナ対策に当たる霞が関の“働き方改革”が必要な理由

「ポスト安倍」の時代、コロナ対策に当たる霞が関の“働き方改革”が必要な理由

松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)

国会運営、国と地方の役割分担、政府の執行力の弱さ……コロナ禍を契機に、統治機構のさまざまな課題が浮き彫りになった日本。そして現在は「ポスト安倍」の政治へと関心が向けられている。官僚と政治家の双...

2020年09月01日

完全に行き詰まった中国経済…世界から敵視される“不法と無法な行動”

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

完全に行き詰まった中国経済…世界から敵視される“不法と無法な行動”

完全に行き詰まった中国経済…世界から敵視される“不法と無法な行動”

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

問題はコロナではない、中国なのだ――。米国分析で日本最長のキャリアを誇る日高義樹氏は、新著『米中時代の終焉』にて、国際観光バブルの崩壊と中国政治・経済の衰退の隠された関係を明らかにしている。本稿ではその一節...

2020年07月30日

李登輝 日本人に知ってほしい「八田與一像への台湾人の思い」

李登輝(元台湾総統)

李登輝 日本人に知ってほしい「八田與一像への台湾人の思い」

李登輝 日本人に知ってほしい「八田與一像への台湾人の思い」

李登輝(元台湾総統)

台湾の元総統の李登輝氏がその著書『新・台湾の主張』にて、日本ではあまり知られていないが、台湾で大きな尊敬を集めた日本人・八田與一氏について詳述している。本稿ではその一節を紹介する。 ※本稿は、2015年1月...

2020年07月16日

「ポスト安倍レース」に影響も? コロナ禍に直面する米大統領選の行方

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

「ポスト安倍レース」に影響も? コロナ禍に直面する米大統領選の行方

「ポスト安倍レース」に影響も? コロナ禍に直面する米大統領選の行方

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本 トランプ大統領はパンデミックを通じて、アメリカの抱える矛盾や困難をより鮮明にさせる「拡大鏡」となった――。同志社大学法学部教授でアメリカ外交が専門の村田晃嗣氏はそう分析する。11月に開催される大...

2020年07月14日

トランプはファシストなのか、米国の分断を生んだ“本当の要因”

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

トランプはファシストなのか、米国の分断を生んだ“本当の要因”

トランプはファシストなのか、米国の分断を生んだ“本当の要因”

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本 新型コロナ禍が世界を覆う中、トランプ政権の元幹部が大統領のことを「ファシスト」と批判するなど、アメリカは分断に陥っている。「アメリカ・ファースト」を唱えた大統領は過去にもいたが、トランプ氏は...

2020年07月13日

安倍政権のコロナ対応は『シン・ゴジラ』と酷似? いまこそアジャイルな仕組みが必要な理由

安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部教授/ヤフー株式会社CSO)

安倍政権のコロナ対応は『シン・ゴジラ』と酷似? いまこそアジャイルな仕組みが必要な理由

安倍政権のコロナ対応は『シン・ゴジラ』と酷似? いまこそアジャイルな仕組みが必要な理由

安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部教授/ヤフー株式会社CSO)

《ウィズコロナ以降、われわれはどのようなグランドデザインを構築すればよいのか。15人の識者がウィズコロナの世界を語った『変質する世界 ウィズコロナの経済と社会』において、慶應義塾大学環境情報学部教授でヤフー株...

2020年06月17日

第六代統合幕僚長・山崎幸二「隊員がいるから日本の平和を守れる」

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

第六代統合幕僚長・山崎幸二「隊員がいるから日本の平和を守れる」

第六代統合幕僚長・山崎幸二「隊員がいるから日本の平和を守れる」

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

(写真提供:防衛省) 《新型コロナウイルスへの対応では医療従事者に加え、自衛隊の活躍も忘れてはならない。 自衛隊は平時から我が国の国防のみならず、世界の平和と安全に貢献している。制服組トップである山...

2020年06月15日

コロナ禍に乗じた「中国の不穏な動き」… 統合幕僚長が抱く“国民を守る覚悟”

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

コロナ禍に乗じた「中国の不穏な動き」… 統合幕僚長が抱く“国民を守る覚悟”

コロナ禍に乗じた「中国の不穏な動き」… 統合幕僚長が抱く“国民を守る覚悟”

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

(写真提供:防衛省) 《新型コロナウイルスの蔓延に乗じて、東アジアでは中国や北朝鮮による挑発がエスカレートしている。 ウイルスのみならず、自衛隊は平時からあらゆる脅威に向き合っているのだ。未曾有の危...

2020年06月13日

なぜ自衛隊員にコロナ感染者が発生しなかったのか? 統合幕僚長が語るその“勝因”

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

なぜ自衛隊員にコロナ感染者が発生しなかったのか? 統合幕僚長が語るその“勝因”

なぜ自衛隊員にコロナ感染者が発生しなかったのか? 統合幕僚長が語るその“勝因”

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

「ダイヤモンド・プリンセス号」船内で活動する自衛隊員(写真提供:防衛省) 《新型コロナウイルスは米軍やフランス軍の空母で感染者が続出するなど、軍事分野においても猛威を振るっている。 一方、自衛隊は...

2020年06月11日

「森を壊す中国文明」がコロナウイルスを拡散させた

関裕二(歴史作家),石平(評論家/拓殖大学客員教授)

「森を壊す中国文明」がコロナウイルスを拡散させた

「森を壊す中国文明」がコロナウイルスを拡散させた

関裕二(歴史作家),石平(評論家/拓殖大学客員教授)

古来、天皇や王の役割は疫病を鎮める祈祷にあった。ところが現代中国の「王」は疫病を鎮めるどころか、世界中にウイルスを拡散させてしまった。地球に宿痾をもたらす「病」を中国評論の石平氏、縄文文化に通じた関裕二氏...

2020年06月04日

現実的なエネルギー政策の議論を

有馬純(東京大学公共政策大学院教授)

現実的なエネルギー政策の議論を

現実的なエネルギー政策の議論を

有馬純(東京大学公共政策大学院教授)

地球温暖化の原因は、CO2(二酸化炭素)を中心とした温室効果ガスの増加にあるとされ、世界的な対策が叫ばれている。だからといって、あまりに非現実的な施策を進めようとすれば、かえって温室効果ガスの削減は困難になるば...

2020年06月04日

天安門事件、新型コロナ、香港デモ…騒動の裏で進む「中国共産党のメディア支配」

加藤青延(NHK専門解説員・武蔵野大学教授)

天安門事件、新型コロナ、香港デモ…騒動の裏で進む「中国共産党のメディア支配」

天安門事件、新型コロナ、香港デモ…騒動の裏で進む「中国共産党のメディア支配」

加藤青延(NHK専門解説員・武蔵野大学教授)

中国・武漢に端を発した新型コロナウイルスによる感染爆発。未曾有のパンデミックは、世界中を混乱の渦に巻き込んだ。世界各国に感染拡大した原因として、中国の隠ぺい体質がもたらした人災であるとの指摘もなされている...

2020年05月15日

「誰のための自粛か」在欧ジャーナリストが指摘する、欧米と日本の考え方の違い

宮下洋一(ジャーナリスト)

「誰のための自粛か」在欧ジャーナリストが指摘する、欧米と日本の考え方の違い

「誰のための自粛か」在欧ジャーナリストが指摘する、欧米と日本の考え方の違い

宮下洋一(ジャーナリスト)

バルセロナの中心地・ランブラ通りは閑散としていた(筆者撮影) 新型コロナウイルス蔓延に揺れる世界。そのなかでもスペインは、欧州最多の感染者数を記録している。南仏やバルセロナに拠点を置くジャーナリスト・宮下洋...

2020年05月13日

「街から人が消えた…」バルセロナで「ロックダウン」を強いられたジャーナリスト

宮下洋一(ジャーナリスト)

「街から人が消えた…」バルセロナで「ロックダウン」を強いられたジャーナリスト

「街から人が消えた…」バルセロナで「ロックダウン」を強いられたジャーナリスト

宮下洋一(ジャーナリスト)

バルセロナの中心地・ランブラ通りは閑散としていた(筆者撮影) 本稿は月刊誌『Voice』2020年6月号、宮下洋一氏の「【ルポ】バルセロナ『都市封鎖』」より一部抜粋・編集したものです。 2020年5月8日現在、スペ...

2020年05月11日

新型コロナ、米国の指導力の穴を狙う中国の「マスク外交」

詫摩佳代(東京都立大学法学政治学研究科教授)

新型コロナ、米国の指導力の穴を狙う中国の「マスク外交」

新型コロナ、米国の指導力の穴を狙う中国の「マスク外交」

詫摩佳代(東京都立大学法学政治学研究科教授)

アメリカのトランプ大統領は今年4月、同国のWHO(世界保健機関)への拠出金停止を発表した。米中対立が先鋭化するなど、新型コロナウイルスにおける国際協力は十分とはいえない。東京都立大学法学政治学研究科教授で、保...

2020年05月06日

米国による拠出金停止の衝撃…WHOは保健協力の世界政府ではない

詫摩佳代(東京都立大学法学政治学研究科教授)

米国による拠出金停止の衝撃…WHOは保健協力の世界政府ではない

米国による拠出金停止の衝撃…WHOは保健協力の世界政府ではない

詫摩佳代(東京都立大学法学政治学研究科教授)

アメリカのトランプ大統領は今年4月、同国のWHO(世界保健機関)への拠出金停止を発表した。米中対立が先鋭化するなど、新型コロナウイルスにおける国際協力は十分とはいえない。そもそもWHOはいかにして生まれ、どのよう...

2020年04月30日

「新型コロナ三国志」トランプと曹操の共通点とは?

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

「新型コロナ三国志」トランプと曹操の共通点とは?

「新型コロナ三国志」トランプと曹操の共通点とは?

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

中国評論で名高い石平氏は、魏・呉・蜀が対立と盛衰を繰り広げた三国時代を、コロナウイルスに覆われた21世紀と同じ「乱世」と見る。近著『石平の裏読み三国志』より、希代の英雄・曹操とトランプの共通点を明らかにする...

2020年04月29日

中国の「大疫」流行は王朝末期の兆し

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

中国の「大疫」流行は王朝末期の兆し

中国の「大疫」流行は王朝末期の兆し

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

中国評論で名高い石平氏は、蔓延中の新型肺炎が政治的混乱と経済の崩壊を引き起こし、中国という国を再び「乱世」へと導く、と指摘する。近著『石平の裏読み三国志』より、三国時代と21世紀の共通点を解き明かす。 ...

2020年04月24日

潜在意識に隠された韓国人の日本観

WWUK(YouTuber),呉善花(評論家/拓殖大学教授)

潜在意識に隠された韓国人の日本観

潜在意識に隠された韓国人の日本観

WWUK(YouTuber),呉善花(評論家/拓殖大学教授)

「韓国の学校で学んだ日韓の歴史に疑問を持ち始め、自ら調べるようになり、真実にたどり着いた」という人気YouTuberのWWUK(ウォーク)氏。日本と韓国の国民性や文化の違い、そしてなぜ互いに理解し合えないのかについて...

2020年04月23日

新型肺炎、流言に対するメディアリテラシーを高めよ

福田充(日本大学危機管理学部教授)

新型肺炎、流言に対するメディアリテラシーを高めよ

新型肺炎、流言に対するメディアリテラシーを高めよ

福田充(日本大学危機管理学部教授)

※画像はイメージです。 新型コロナウイルスに揺れる日本。日本大学危機管理学部教授で、内閣官房新型インフルエンザ等対策有識者会議委員を務める福田充氏は、政府の対応のみならず、国民一人ひとりが平時から危機管理のリ...

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