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政治・外交

2020年10月07日

「政府の方針を受け入れるだけではいけない」 熊谷俊人千葉市長が語る、首長の役目

熊谷俊人(千葉市長)

「政府の方針を受け入れるだけではいけない」 熊谷俊人千葉市長が語る、首長の役目

「政府の方針を受け入れるだけではいけない」 熊谷俊人千葉市長が語る、首長の役目

熊谷俊人(千葉市長)

新型コロナ禍では地方自治体によって対応の違いが見られた。とりわけ千葉市では、政府による学校の一斉休校の要請に対して独自に対応し、熊谷俊人市長自らがSNSを活用して精力的に情報発信に努めた。これらの対応の狙いと...

2020年09月20日

「それでも中国への抵抗をやめない」欅坂46の歌が語りかける“香港人の信念”

小川善照(ジャーナリスト)

「それでも中国への抵抗をやめない」欅坂46の歌が語りかける“香港人の信念”

「それでも中国への抵抗をやめない」欅坂46の歌が語りかける“香港人の信念”

小川善照(ジャーナリスト)

(撮影:中村康伸) ジャーナリストの小川善照氏は自著『香港デモ戦記』にて、雨傘運動から昨年の香港デモの参加者たちの生の声を集め、2020年春までの香港デモの様子を克明に描き出している。 2020年6月30日に...

2020年09月19日

大統領選、バイデン氏有利の流れが変わった?

ケント・ギルバート(米カリフォルニア州弁護士),石平(評論家/拓殖大学客員教授)

大統領選、バイデン氏有利の流れが変わった?

大統領選、バイデン氏有利の流れが変わった?

ケント・ギルバート(米カリフォルニア州弁護士),石平(評論家/拓殖大学客員教授)

トランプ大統領の方針のもと、アメリカは中近東から中国方面に軍事プレゼンスを移行している。これを警戒する中国は、11月の大統領選に向けて、トランプ氏に「ネガティヴ・キャンペーン」を仕掛けているという。そのため...

2020年09月18日

香港からの米企業の撤退、地価の下落…抑圧の代償として「焼かれる」中国経済

小川善照(ジャーナリスト)

香港からの米企業の撤退、地価の下落…抑圧の代償として「焼かれる」中国経済

香港からの米企業の撤退、地価の下落…抑圧の代償として「焼かれる」中国経済

小川善照(ジャーナリスト)

2020年2月、「光復香港 時代革命」と記された旗を掲げるデモ参加者(筆者撮影)  今年6月末に「香港国家安全維持法」が施行されて以降、中国当局により香港の自由はますます脅かされ、その圧力は日増しに強くなってい...

2020年09月11日

若手男性官僚の7人に1人が「数年以内に辞職したい」のはなぜか

松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)

若手男性官僚の7人に1人が「数年以内に辞職したい」のはなぜか

若手男性官僚の7人に1人が「数年以内に辞職したい」のはなぜか

松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)

政局は「ポスト安倍」に関心が向けられるなか、コロナ対応に当たる霞が関の働き方改革も急務である。内閣人事局の調査によると、非管理職・30歳未満の男性職員のうち7人に1人が「数年以内に辞職したい」と答えたというの...

2020年09月09日

コロナ禍の「奇妙な成功」で浮き彫りになった、日本政府の“弱さ”

松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)

コロナ禍の「奇妙な成功」で浮き彫りになった、日本政府の“弱さ”

コロナ禍の「奇妙な成功」で浮き彫りになった、日本政府の“弱さ”

松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)

政局は「ポスト安倍」に注目が集まっているが、引き続きコロナ対策は喫緊の課題である。官僚と政治家の双方を経験し、現在は慶應義塾大学総合政策学部で教鞭を執る松井孝治氏は、コロナ禍で日本政府の執行力の弱さが露呈...

2020年09月07日

「ポスト安倍」の時代、コロナ対策に当たる霞が関の“働き方改革”が必要な理由

松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)

「ポスト安倍」の時代、コロナ対策に当たる霞が関の“働き方改革”が必要な理由

「ポスト安倍」の時代、コロナ対策に当たる霞が関の“働き方改革”が必要な理由

松井孝治(慶應義塾大学総合政策学部教授)

国会運営、国と地方の役割分担、政府の執行力の弱さ……コロナ禍を契機に、統治機構のさまざまな課題が浮き彫りになった日本。そして現在は「ポスト安倍」の政治へと関心が向けられている。官僚と政治家の双...

2020年09月01日

完全に行き詰まった中国経済…世界から敵視される“不法と無法な行動”

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

完全に行き詰まった中国経済…世界から敵視される“不法と無法な行動”

完全に行き詰まった中国経済…世界から敵視される“不法と無法な行動”

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

問題はコロナではない、中国なのだ――。米国分析で日本最長のキャリアを誇る日高義樹氏は、新著『米中時代の終焉』にて、国際観光バブルの崩壊と中国政治・経済の衰退の隠された関係を明らかにしている。本稿ではその一節...

2020年07月30日

李登輝 日本人に知ってほしい「八田與一像への台湾人の思い」

李登輝(元台湾総統)

李登輝 日本人に知ってほしい「八田與一像への台湾人の思い」

李登輝 日本人に知ってほしい「八田與一像への台湾人の思い」

李登輝(元台湾総統)

台湾の元総統の李登輝氏がその著書『新・台湾の主張』にて、日本ではあまり知られていないが、台湾で大きな尊敬を集めた日本人・八田與一氏について詳述している。本稿ではその一節を紹介する。 ※本稿は、2015年1月...

2020年07月16日

「ポスト安倍レース」に影響も? コロナ禍に直面する米大統領選の行方

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

「ポスト安倍レース」に影響も? コロナ禍に直面する米大統領選の行方

「ポスト安倍レース」に影響も? コロナ禍に直面する米大統領選の行方

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本 トランプ大統領はパンデミックを通じて、アメリカの抱える矛盾や困難をより鮮明にさせる「拡大鏡」となった――。同志社大学法学部教授でアメリカ外交が専門の村田晃嗣氏はそう分析する。11月に開催される大...

2020年07月14日

トランプはファシストなのか、米国の分断を生んだ“本当の要因”

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

トランプはファシストなのか、米国の分断を生んだ“本当の要因”

トランプはファシストなのか、米国の分断を生んだ“本当の要因”

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本 新型コロナ禍が世界を覆う中、トランプ政権の元幹部が大統領のことを「ファシスト」と批判するなど、アメリカは分断に陥っている。「アメリカ・ファースト」を唱えた大統領は過去にもいたが、トランプ氏は...

2020年07月13日

安倍政権のコロナ対応は『シン・ゴジラ』と酷似? いまこそアジャイルな仕組みが必要な理由

安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部教授/ヤフー株式会社CSO)

安倍政権のコロナ対応は『シン・ゴジラ』と酷似? いまこそアジャイルな仕組みが必要な理由

安倍政権のコロナ対応は『シン・ゴジラ』と酷似? いまこそアジャイルな仕組みが必要な理由

安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部教授/ヤフー株式会社CSO)

《ウィズコロナ以降、われわれはどのようなグランドデザインを構築すればよいのか。15人の識者がウィズコロナの世界を語った『変質する世界 ウィズコロナの経済と社会』において、慶應義塾大学環境情報学部教授でヤフー株...

2020年06月17日

第六代統合幕僚長・山崎幸二「隊員がいるから日本の平和を守れる」

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

第六代統合幕僚長・山崎幸二「隊員がいるから日本の平和を守れる」

第六代統合幕僚長・山崎幸二「隊員がいるから日本の平和を守れる」

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

(写真提供:防衛省) 《新型コロナウイルスへの対応では医療従事者に加え、自衛隊の活躍も忘れてはならない。 自衛隊は平時から我が国の国防のみならず、世界の平和と安全に貢献している。制服組トップである山...

2020年06月15日

コロナ禍に乗じた「中国の不穏な動き」… 統合幕僚長が抱く“国民を守る覚悟”

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

コロナ禍に乗じた「中国の不穏な動き」… 統合幕僚長が抱く“国民を守る覚悟”

コロナ禍に乗じた「中国の不穏な動き」… 統合幕僚長が抱く“国民を守る覚悟”

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

(写真提供:防衛省) 《新型コロナウイルスの蔓延に乗じて、東アジアでは中国や北朝鮮による挑発がエスカレートしている。 ウイルスのみならず、自衛隊は平時からあらゆる脅威に向き合っているのだ。未曾有の危...

2020年06月13日

なぜ自衛隊員にコロナ感染者が発生しなかったのか? 統合幕僚長が語るその“勝因”

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

なぜ自衛隊員にコロナ感染者が発生しなかったのか? 統合幕僚長が語るその“勝因”

なぜ自衛隊員にコロナ感染者が発生しなかったのか? 統合幕僚長が語るその“勝因”

山崎幸二(第六代統合幕僚長)

「ダイヤモンド・プリンセス号」船内で活動する自衛隊員(写真提供:防衛省) 《新型コロナウイルスは米軍やフランス軍の空母で感染者が続出するなど、軍事分野においても猛威を振るっている。 一方、自衛隊は...

2020年06月11日

「森を壊す中国文明」がコロナウイルスを拡散させた

関裕二(歴史作家),石平(評論家/拓殖大学客員教授)

「森を壊す中国文明」がコロナウイルスを拡散させた

「森を壊す中国文明」がコロナウイルスを拡散させた

関裕二(歴史作家),石平(評論家/拓殖大学客員教授)

古来、天皇や王の役割は疫病を鎮める祈祷にあった。ところが現代中国の「王」は疫病を鎮めるどころか、世界中にウイルスを拡散させてしまった。地球に宿痾をもたらす「病」を中国評論の石平氏、縄文文化に通じた関裕二氏...

2020年06月04日

現実的なエネルギー政策の議論を

有馬純(東京大学公共政策大学院教授)

現実的なエネルギー政策の議論を

現実的なエネルギー政策の議論を

有馬純(東京大学公共政策大学院教授)

地球温暖化の原因は、CO2(二酸化炭素)を中心とした温室効果ガスの増加にあるとされ、世界的な対策が叫ばれている。だからといって、あまりに非現実的な施策を進めようとすれば、かえって温室効果ガスの削減は困難になるば...

2020年06月04日

天安門事件、新型コロナ、香港デモ…騒動の裏で進む「中国共産党のメディア支配」

加藤青延(NHK専門解説員・武蔵野大学教授)

天安門事件、新型コロナ、香港デモ…騒動の裏で進む「中国共産党のメディア支配」

天安門事件、新型コロナ、香港デモ…騒動の裏で進む「中国共産党のメディア支配」

加藤青延(NHK専門解説員・武蔵野大学教授)

中国・武漢に端を発した新型コロナウイルスによる感染爆発。未曾有のパンデミックは、世界中を混乱の渦に巻き込んだ。世界各国に感染拡大した原因として、中国の隠ぺい体質がもたらした人災であるとの指摘もなされている...

2020年05月15日

「誰のための自粛か」在欧ジャーナリストが指摘する、欧米と日本の考え方の違い

宮下洋一(ジャーナリスト)

「誰のための自粛か」在欧ジャーナリストが指摘する、欧米と日本の考え方の違い

「誰のための自粛か」在欧ジャーナリストが指摘する、欧米と日本の考え方の違い

宮下洋一(ジャーナリスト)

バルセロナの中心地・ランブラ通りは閑散としていた(筆者撮影) 新型コロナウイルス蔓延に揺れる世界。そのなかでもスペインは、欧州最多の感染者数を記録している。南仏やバルセロナに拠点を置くジャーナリスト・宮下洋...

2020年05月13日

「街から人が消えた…」バルセロナで「ロックダウン」を強いられたジャーナリスト

宮下洋一(ジャーナリスト)

「街から人が消えた…」バルセロナで「ロックダウン」を強いられたジャーナリスト

「街から人が消えた…」バルセロナで「ロックダウン」を強いられたジャーナリスト

宮下洋一(ジャーナリスト)

バルセロナの中心地・ランブラ通りは閑散としていた(筆者撮影) 本稿は月刊誌『Voice』2020年6月号、宮下洋一氏の「【ルポ】バルセロナ『都市封鎖』」より一部抜粋・編集したものです。 2020年5月8日現在、スペ...