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政治・外交

2018年12月07日

在韓米軍撤退の悪夢 対馬海峡が軍事境界線に?

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

在韓米軍撤退の悪夢 対馬海峡が軍事境界線に?

在韓米軍撤退の悪夢 対馬海峡が軍事境界線に?

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

米トランプ大統領は在韓米軍の削減や撤退を示唆している。だがもしそうなったとき、朝鮮半島ひいては日本を取り巻く安全保障環境はどうなるのか。アメリカの外交・安全保障政策に詳しい同志社大学の村田晃嗣教授が分析。※...

2018年11月08日

橋下徹「習近平主席が待機児童問題について語りますか?」

橋下徹(元大阪府知事/弁護士)

橋下徹「習近平主席が待機児童問題について語りますか?」

橋下徹「習近平主席が待機児童問題について語りますか?」

橋下徹(元大阪府知事/弁護士)

聞き手:編集部(中西史也) 写真:大坊崇 橋下徹氏の野党強化論は、本サイト 「橋下徹『政策はぶれて当たり前』」 「橋下徹『野党は安倍首相とトランプ大統領に学べ』」 に詳しい。では、与党を含めた政治家がいま最も...

2018年11月08日

橋下徹「野党は安倍首相とトランプ大統領に学べ」

橋下徹(元大阪府知事/弁護士)

橋下徹「野党は安倍首相とトランプ大統領に学べ」

橋下徹「野党は安倍首相とトランプ大統領に学べ」

橋下徹(元大阪府知事/弁護士)

聞き手:編集部(中西史也) 写真:大坊崇 日本の政治論争ではしばし、保守かリベラルかというイデオロギーが対立軸になる。しかし橋下氏は、そうした政治スタンスの区分けは無意味と一蹴する。どういうことなのか。いま...

2018年11月07日

橋下徹「政策はぶれて当たり前」

橋下徹(元大阪府知事/弁護士)

橋下徹「政策はぶれて当たり前」

橋下徹「政策はぶれて当たり前」

橋下徹(元大阪府知事/弁護士)

聞き手:編集部(中西史也) 写真:大坊崇 安倍政権が磐石な体制を築くなか、いまの野党が国民の支持を得られているようには見えない。なぜ「安倍一強」がますます進むのか、大阪府知事・同市長を務め、自らも「おおさか...

2018年10月30日

米中激突、トランプは第二のレーガンになる?(石平&福島香織)

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

米中激突、トランプは第二のレーガンになる?(石平&福島香織)

米中激突、トランプは第二のレーガンになる?(石平&福島香織)

石平(評論家/拓殖大学客員教授)

米中貿易戦争の激化に国内からの批判など、習近平政権が窮地に立たされている。一方、トランプ大統領は思わぬ形で「第二のレーガン」をめざしていた。11月6日のアメリカ中間選挙が近づくなか、中国問題に詳しい石平氏と福...

2018年10月29日

吉田茂を超える、芦田均が残したリアリズム(細谷雄一)

細谷雄一(慶應義塾大学法学部教授)

吉田茂を超える、芦田均が残したリアリズム(細谷雄一)

吉田茂を超える、芦田均が残したリアリズム(細谷雄一)

細谷雄一(慶應義塾大学法学部教授)

聞き手:編集部 写真:吉田和本 外交感覚に優れた指導者――。これに該当する政治家として、誰が思い浮かぶだろうか。国際政治学者の細谷雄一氏は、卓越したバランス感覚をもつ人物として、戦前に外交官として活躍し、戦後...

2018年10月22日

なぜ第一次世界大戦は「大戦争」になってしまったか

倉山満(憲政史研究家)

なぜ第一次世界大戦は「大戦争」になってしまったか

なぜ第一次世界大戦は「大戦争」になってしまったか

倉山満(憲政史研究家)

「 なぜいま、天皇だけが『エンペラー』なのか(倉山満)」 によると、日本とイギリスが君主国として生き残った鍵は立憲君主制だったという。では、日英において君主と臣下はいかなる関係にあったのか。ヴィクトリア女王...

2018年10月22日

「天皇」はエンペラー、キング、皇帝、王のいずれか?

倉山満(憲政史研究家)

「天皇」はエンペラー、キング、皇帝、王のいずれか?

「天皇」はエンペラー、キング、皇帝、王のいずれか?

倉山満(憲政史研究家)

現在、世界のなかで「エンペラー」が日本の天皇だけである理由については 「なぜいま、天皇だけが『エンペラー』なのか(倉山満)」 のとおりである。しかし、そもそもなぜ、天皇は「エンペラー」だとされるようになった...

2018年10月18日

なぜいま、天皇だけが「エンペラー」なのか

倉山満(憲政史研究家)

なぜいま、天皇だけが「エンペラー」なのか

なぜいま、天皇だけが「エンペラー」なのか

倉山満(憲政史研究家)

19世紀は「皇帝たちの時代」だった。しかし現在、世界で「エンペラー」と呼ばれるのは、日本の天皇だけである。 ではなぜ、日本の天皇だけが残ったのか。憲政史研究家である倉山満氏の著書 『明治天皇の世界史 六人の皇帝...

2018年10月09日

鳩山由紀夫氏とトランプ大統領に通ずる独善的思考

細谷雄一(慶應義塾大学法学部教授)

鳩山由紀夫氏とトランプ大統領に通ずる独善的思考

鳩山由紀夫氏とトランプ大統領に通ずる独善的思考

細谷雄一(慶應義塾大学法学部教授)

聞き手:編集部 写真:吉田和本   戦前の日本が国の進路を誤った原因は何か ―― 本書 『自主独立とは何か 前編』(新潮選書) では、戦前の日本を孤立に導いた近衛文麿と、外務大臣として国際協調主...

2018年10月05日

石平&福島香織が進言 安倍総理、これはいっちゃダメ

石平(評論家/拓殖大学客員教授),福島香織(ジャーナリスト)

石平&福島香織が進言 安倍総理、これはいっちゃダメ

石平&福島香織が進言 安倍総理、これはいっちゃダメ

石平(評論家/拓殖大学客員教授),福島香織(ジャーナリスト)

  一帯一路に加担してはいけない 石  対米外交や一帯一路の失敗を挽回するために、習近平はいま日本に泣きついています。伝統的に中国は、アメリカとの関係が悪化すると日本に接近する傾向がある。逆にア...

2018年09月12日

LGBT論争に潜む憲法学者のダブル・スタンダード

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

LGBT論争に潜む憲法学者のダブル・スタンダード

LGBT論争に潜む憲法学者のダブル・スタンダード

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本   日本で同性婚を認めるには憲法改正が必要 アメリカでは2015年に、すべての州で同性婚を認める連邦最高裁判決が下った。18年8月時点で、世界で24カ国が同性婚を認めており、19年にはオー...

2018年09月12日

トランプは第二のヒトラー? ハーバード大学教授が語る

スティーブン・レビツキー(ハーバード大学政治学教授)、大野和基(国際ジャーナリスト)

トランプは第二のヒトラー? ハーバード大学教授が語る

トランプは第二のヒトラー? ハーバード大学教授が語る

スティーブン・レビツキー(ハーバード大学政治学教授)、大野和基(国際ジャーナリスト)

レビツキー教授(左)にインタビューをする大野氏 ――(大野) 現在、ポピュリズムの蔓延によって、民主主義が危機に瀕しているといわれています。レビツキー教授が上梓された How Democracies Die(共著、邦訳 『民主主義...

2018年09月11日

沖縄県民投票、反基地派が掲げるジレンマ

ロバート・D・エルドリッヂ(元在沖縄米軍海兵隊政務外交部次長)

沖縄県民投票、反基地派が掲げるジレンマ

沖縄県民投票、反基地派が掲げるジレンマ

ロバート・D・エルドリッヂ(元在沖縄米軍海兵隊政務外交部次長)

聞き手:編集部   ――翁長雄志氏の急死により、今年9月30日に沖縄県知事選挙が行なわれることになりました。沖縄の政治状況をどのようにご覧になっていますか。 エルドリッヂ  「オール沖縄」を...

2018年09月08日

総理の外交スピーチライターが見る、安倍政権の使命

谷口智彦(内閣官房参与)

総理の外交スピーチライターが見る、安倍政権の使命

総理の外交スピーチライターが見る、安倍政権の使命

谷口智彦(内閣官房参与)

写真:遠藤宏   『何者』で描かれた政権発足前の空気 今年8月、 『安倍晋三の真実』(悟空出版) という本を上梓しました。ちょうど9月20日に自民党の総裁選が控えています。 私は安倍内閣の参与と...

2018年09月05日

篠田英朗と松川るいが激論! インド太平洋戦略VS一帯一路

篠田英朗(東京外国語大学教授),松川るい(自民党参議院議員)

篠田英朗と松川るいが激論! インド太平洋戦略VS一帯一路

篠田英朗と松川るいが激論! インド太平洋戦略VS一帯一路

篠田英朗(東京外国語大学教授),松川るい(自民党参議院議員)

9月20日に自民党総裁選を控えるなか、安倍政権は「地球儀を俯瞰する外交」を展開し、アメリカやオーストラリア、インドとの連携を深めるインド太平洋戦略を掲げる。平和構築を専門とする国際政治学者・篠田英朗氏と、外交官を...

2018年09月04日

LGBTを政争の具にする「保守」と「リベラル」

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

LGBTを政争の具にする「保守」と「リベラル」

LGBTを政争の具にする「保守」と「リベラル」

村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本   別の政治的目的に利用している マイノリティーへの差別や過激な見解(コスト計算なしに現状の急激な変化を求める主張)を「保守」と呼ぶ人もいるが、大きな勘違いである。彼ら「保守派...

2018年08月14日

元官房副長官・松井孝治が提言、ポスト平成の国会改革論

松井孝治(慶應義塾大学教授)

元官房副長官・松井孝治が提言、ポスト平成の国会改革論

元官房副長官・松井孝治が提言、ポスト平成の国会改革論

松井孝治(慶應義塾大学教授)

写真:吉田和本   不毛な「日程政治」から脱却せよ 安倍政権が長期化するなか、政治は「一寸先は闇」で何が起きるかわかりませんけれど、よほどのことがないかぎり安倍三選は動かないと思われます。 ...

2018年07月10日

米朝会談の勝者はどちら?紛争解決論から見るトランプ・金正恩交渉

篠田英朗(東京外国語大学教授)

米朝会談の勝者はどちら?紛争解決論から見るトランプ・金正恩交渉

米朝会談の勝者はどちら?紛争解決論から見るトランプ・金正恩交渉

篠田英朗(東京外国語大学教授)

 米朝にとっての「Win」とは何か 「Win-Win」を求める交渉では、「相容れない目的」をつくっている利益の相克を分析したうえで、それでも当事者が共有している利益の部分を見つけて確認し、さらにその共有利益を拡大さ...

2018年07月09日

中朝「血の友誼」の同盟関係は本当か

福島香織(ジャーナリスト)

中朝「血の友誼」の同盟関係は本当か

中朝「血の友誼」の同盟関係は本当か

福島香織(ジャーナリスト)

トランプ大統領によってあぶり出された本質 米朝首脳会談の一つの意義が、私は中朝関係の変質、あるいは建前で隠されていた中朝関係の本質が暴露されたことにあるのではないか、と思う。 6月20日付『産経新聞』で矢板...