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叱れない教師はダメなのか? 教育現場が囚われる「毅然と叱るべし」の呪縛 

2024年08月09日 公開
2024年12月16日 更新

村中直人(臨床心理士),工藤勇一(元東京都千代田区立麹町中学校校長)

教育現場が陥る叱る依存

  • 教育現場が陥る叱る依存
  • 「叱れば人は育つ」は幻想

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著者紹介

村中直人(むらなか・なおと)

臨床心理士/公認心理師

1977年、大阪生まれ。臨床心理士・公認心理師。一般社団法人子ども・青少年育成支援協会代表理事。Neurodiversity at Work株式会社代表取締役。公的機関での心理相談員やスクールカウンセラーなど主に教育分野での勤務ののち、子どもたちが学び方を学ぶための学習支援事業「あすはな先生」の立ち上げと運営に携わり、発達障害、聴覚障害、不登校など特別なニーズのある子どもたちと保護者の支援を行う。現在は人の神経学的な多様性(ニューロダイバーシティ)に着目し、脳・神経由来の異文化相互理解の促進、および働き方、学び方の多様性が尊重される社会の実現を目指して活動。「発達障害サポーター'sスクール」での支援者育成に力を入れているほか、企業向けに日本型ニューロダイバーシティの実践サポートを積極的に行っている。

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