2018年04月19日 公開
2019年02月13日 更新
それから話題が転じますが、前川企画課長は「私ども任命権者でない立場でああしろこうしろということを言う立場にはない」「既に制度的に分権化されているもの」などという答弁を重ねて述べます。
これについても委員から、「その制度の所管官庁が文科省であるにもかかわらず、分権化したからそこで何が行われていようと知ったことではないと言うに近いような発言は慎んでいただきたい。そんなことを言う役所はどこにもない」と、たしなめられています。
しかし、その後のやりとりでも前川企画課長は、さらに「私どもでは承知しておりません」「これもひとえに市町村にゆだねられている問題なんです。これは市町村レベルで議論していただくべき問題です」という発言を繰り返していきます。
ついに委員たちから、「その発言をやめていただけませんか。あなたはこの場にいるのに不適格です」「申し訳ないけれども、今日はもうやめます」「やめましょう。こんな人を相手にしても仕方がない」「申し訳ないけれども、そんなことを言う人は国の制度にせよ、設計する資格はないです」「ましてや今日の会議は公開されているわけで、議事録は全部公開ですよ」「これは職務怠慢以外の何物でもないですね」「調べてもいないけれども、これが正しいなどというようなことはおよそ政策論としてあり得ない」などと、呆れかえって、さじを投げる発言が次々に飛び出します。
ここに至っても、なお前川企画課長は、こう発言するのです。「我々が調べている事実はここに発表しているじゃないですか」。
委員は率直に語ります。「こんなくだらないものを事実と思っているのですか。私の試験ならばこんなものは不可です」。
すると前川企画課長は、「これをくだらないとおっしゃるんですか」。
委員はこう繰り返さざるをえません。「もうばかばかしいからやめてください」。
最後に草刈議長が、こう締めました。「もう結構です。別途、私がおたくの官庁の人とお話をします。どうもご苦労様でした」。
更新:11月22日 00:05