――あと数年でコンビ結成から20周年、ベテランとして見られることも増えるでしょう。福徳さんは現在37歳ですが、自身が40、50歳を迎えたときの芸人としての理想像はありますか。
【福徳】ネタをつくり続ける「一生現役」の芸人であり続けたい。これでもじつは、世界のコメディアンを目指しているんですよ。昔は海外で単独ライブをしていた時期もありました。
英語でコントを披露したり、日本語のネタに字幕を付けたり。でもフランスでライブを開催したとき、ネタの意味がお客さんに伝わらずにめちゃくちゃスベったんです。
その後ある人から「フランスはアートの国だから、芸術性を見せたほうが良いよ」とアドバイスをもらいました。そういうパターンもあるのか、とハッとしましたね。ぜひまた海外でコントを見せて、リベンジしたいと思います。
――2019年にはネタサロン「ジャルジャルに興味ある奴」を開設するなど、つねに新たな試みをされています。ほかに挑戦したいことはありますか。
【福徳】冗談抜きで、「宇宙でコントをしたい」とずっと言っているんです。物理的にネタさえできれば、おもろいコントになると思うんですよね。世界に再挑戦した次は、地球を超えていきたい。何十年後になるかわかりませんが(笑)。
更新:11月22日 00:05