2019年09月22日 公開
2021年02月08日 更新
2014年4月30日のウルムチ南駅での爆破テロ、2015年8月12日の天津大爆発の事件も習近平暗殺未遂だという人もいます。
少なくとも習近平が暗殺を恐れていることは事実で、2013年の三中全会以降、習近平は私服の警護用特別警察官(SP)を12人から16人に増員し、公用車を高性能防弾、防爆仕様にし、公の場に出るときは防弾チョッキを必ず着用し、外遊に行くときには予備の専用機と私服特別警察を増員配置するようにしました。2018年に入ってからはSP16人でも安心できないので22人に増やすようになったそうです。
2017年の香港返還20周年セレモニーに出席したときは、香港全警察の3分の1を自分の警備にあてるよう要請しました。2つのホテルを全室借り上げ、屋上にスナイパーを配置し、ヘリコプターで空中警戒を行い、防毒ガス・防弾の特注車両で移動するという警戒ぶりでした。
そのくらい警戒に警戒を重ねても、2019年の"敏感な年”は、おそらくはまだ安心できないのだろうと思います。
更新:10月30日 00:05