終戦から70年以上が経過した。慶應義塾大学法学部教授の細谷雄一氏は、先の戦争を「主体的に総括し、それを世界史の中に埋め込むことが重要だ」と語る。自国の戦争を、世界史として捉えなおす重要性について論考する。 ...

写真：吉田和本 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界は協調するどころかむしろ国家間対立が深まっている。そのなかで日本はいかなる政策をとるべきか。慶応義塾大学法学部教授の細谷雄一氏は、我が国が生き抜くため...

写真：吉田和本 グローバル化が急速に進展しているが、新型コロナウイルスによって世界は新たなステージに進んだ。 慶應義塾大学法学部教授の細谷雄一氏は、ポピュリズムや排外主義に新型コロナウイルスが結合するこ...

聞き手：編集部　写真：吉田和本 外交感覚に優れた指導者――。これに該当する政治家として、誰が思い浮かぶだろうか。国際政治学者の細谷雄一氏は、卓越したバランス感覚をもつ人物として、戦前に外交官として活躍し、戦後...

聞き手：編集部　写真：吉田和本   戦前の日本が国の進路を誤った原因は何か ―― 本書 『自主独立とは何か 前編』（新潮選書） では、戦前の日本を孤立に導いた近衛文麿と、外務大臣として国際協調主...