Voice » 経済・経営 » ジム・ロジャーズがオリラジ中田敦彦にそっと教えた「南米の新たな注目国」

ジム・ロジャーズがオリラジ中田敦彦にそっと教えた「南米の新たな注目国」

2019年03月19日 公開
2022年05月31日 更新

ジム・ロジャーズ&中田敦彦(オリエンタルラジオ)

韓国、そしてコロンビアの将来性

【ロジャーズ】 注目する国としてもう1カ国を挙げるとするならコロンビアでしょうか。コロンビアは50年間、国内の紛争や麻薬を巡る争いが起こっていましたが、それもほとんど終わりました。

いまは戦争や紛争の直後ですから、非常に貧しい国なのは間違いない。ただしその分、商品やサービスの価格は安く抑えられている。しかも、コロンビアほど資源が豊富な国は世界中を見渡してもそうはありません。これから国が豊かになっていくのは間違いありません。

もしも中田さんが農業に関心があるならば、コロンビアも選択肢の一つになります。ただし、やはり現時点での自分の得意分野を活かすべきです。私が中田さんならば、迷わず韓国へと進出しますね。

【中田】 世界を股にかけて活躍されているジムさんから、こんなにストレートに今後の活動に直結するアドバイスを戴けるとは夢にも思っていませんでした(笑)。

僕は現在進行中のビジネスも含めて、いろいろなことにチャレンジしていきたいし、歩みを止めたくはありません。そのためには、日々勉強をして、自分なりの手法を磨く必要があると考えています。

だからこそ、今回のジムさんとの対談はとても光栄で、貴重で、刺激的なひと時でした。本当にありがとうございました。

【ロジャーズ】 私も中田さんの成功を心より願っています。中田さんがファッション業界の新たな潮流に気が付いた暁には、その情報をシンガポールの私にメールで教えて下さいね(笑)。

Voice 購入

2024年12月

Voice 2024年12月

発売日:2024年11月06日
価格(税込):880円

関連記事

編集部のおすすめ

「気づいた時にはもう遅い」大投資家ジム・ロジャーズが予見する金融危機

ジム・ロジャーズ(訳:大野和基)